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【statista】米国はもはや民主主義の輝かしい例として見られていない(2024.7.15)**

【statista】米国はもはや民主主義の輝かしい例として見られていない/2024年7月15日

フェリックス・リヒター
フェリックス・リヒター
データジャーナリスト
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米国はもはや民主主義の輝かしい例として見られていない
米国に対する世界の認識
による
フェリックス・リヒター、

2024年7月15日
土曜日のドナルド・トランプに対する暗殺未遂事件は世界に衝撃を与えただけでなく、すでに混乱と論争に彩られていた2024年大統領選に悲劇的な一章を加えた。まずトランプは口止め料事件で有罪判決を受け、主要政党の候補者として大統領選に出馬した初の有罪判決を受けた。次にバイデンの討論会での失態があり、民主党に衝撃が走り、アメリカ国民の大部分が大統領の2期目を務める能力に信頼を失っているようだ。そして今回、1月6日の米国議会議事堂襲撃事件から3年半が経ち、新たな政治的暴力が勃発した。

過去数年の出来事は、ずっと以前から始まっていた傾向、つまり政治情勢の二極化の進行の頂点に過ぎない。ソーシャルメディアの反響室と、真実や国の利益よりも自らの政策に縛られているように見える政治家によって、米国はかつてないほど分断され、機能する民主主義の重要な要素である妥協が事実上不可能になっている。

こうしたことはすべて米国外でも気づかれずに済んでいない。米国では、かつては民主主義の模範であったが、ますます否定的な見方をされるようになっている。ピュー研究所の世界意識調査によると、米国は民主主義の輝かしい光としての地位を失い、34カ国の回答者の大多数が、米国の民主主義はもはや他国が追随すべき良い模範ではない、あるいはこれまで一度もなったことがないと答えている。グラフが示すように、フランスとメキシコの回答者は米国に対して特に批判的で、両国の回答者のほぼ40%が、米国の民主主義は、よく言われるような輝かしい模範になったことは一度もないと答えている。ほとんどの国で、米国の民主主義としての評判は近年低下しており、ドイツ、英国、カナダ、日本の回答者の60%以上が、米国はかつては良い模範であったが、近年はそうではないと答えている。


 

 

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