昨日、3月30日鞆未来トンネルが開通しました。 開通式典に出席しました。
江戸時代の港湾風景を今に継承し、独特な風情のある伝統的な町並みを持つ鞆町は、40年前から道路問題が大きな課題でした。
私が20年前に、福山市議会議員に初当選した平成17年頃は、港の一部を埋め立てる架橋計画の実現に向けて、動いていた時期でした。
その後、平成21年に広島地裁の裁判や国内外での文化財保護をめぐる政策の転換などが重なり、広島県は平成24年6月に架橋計画を取り下げ、山側トンネルに舵をきりました。
この間の議論は、開発と景観、生活と観光など鞆町のまちづくりに関して真剣な議論が重ねられてきました。
この度の鞆未来トンネルの開通は、福山市南部地域の新たな振興に繋げる大事な転換点と考えています。
この道は、始まったばかりです。
まちづくりという道こそ、拓いていかなければなりません。
副議長として、立ち会ったこの開通を鞆、内海町、沼隈町を新たに結ぶと同時に、新たなまちづくりを導いていけるよう取り組んでいきます。