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【消防局予防課】古くなった消火器は絶対に使用しないで!/2022.1.7

消火器の破裂事故にご注意ください!

掲載日:2021年6月9日更新

老朽化した消火器の破裂事故が発生しています

2021年5月、兵庫県姫路市内の事業所において、火災発生時に従業員が消火器を操作したところ、消火器が破裂し、消火器を操作した従業員が負傷するという事故が発生しました。
使用された消火器は、製造後30年以上経過しており、底部が腐食していました。過去には、名古屋市において、男性が古い消火器を廃棄処分するために、中身を噴射させようとレバーを握ったところ、錆びていた底部に亀裂が入り、そこから中身が噴出し、ロケットのように飛び上がった消火器本体が顔面を直撃し、男性は出血多量で亡くなられています。
また大阪市において、子どもが遊んでいたところ、屋外駐車場に置かれていた消火器が破裂するといった事故等が発生しており、消火器老朽化による破裂事故が各地で発生しています。

事故の原因および注意事項

これらの事故は、消火器が雨風にさらされている場所や湿潤な場所等に置かれていたことにより、本体が腐食し、さらに消火器の操作により本体に圧力が加わることにより、消火器が破裂したものと考えられます。
また、古くなった消火器を処分せず放置していたことも原因の1つです。消火器は火災時の初期消火には大変有効ですが、さびや変形があったり、古すぎる消火器は、いざという時に使えないだけでなく、操作することにより破裂する危険があります。

 老朽化した消火器は早急に新しい消火器に交換していただくとともに、さびや変形等の異常が認められるものについては、絶対に使用しないでください。

次のような消火器は、絶対に使用しないでください。

・サビ・腐食・変形・キズのあるもの

・キャップのゆるみがあるもの

・本体に表示してある耐用年数、使用期限を過ぎたもの

・高温多湿のところに長期間放置されていたもの

消火器の正しい設置方法について

・厨房など常に水が床に飛散するところでは、壁掛けにするか、置き台にのせましょう。

・棚の上など高いところは避けましょう。

・雨風にさらされる屋外では必ず格納箱に入れましょう。

消火器の処分方法

・ 消火器は一般ごみとして出すことはできません。

・消防局・消防署では消火器の回収は行っていません。

 古くなった消火器の処分については こちらをクリック 

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