3Rと食品ロス削減に取り組みましょう
10~11月環境イベントのお知らせ
10月は「3R推進月間」です | 10月は「食品ロス削減月間]です |
福山環境保全講演会(Web限定) 「さかなクンのギョギョッとびっくりお魚教室!」 |
福山市リサイクルプラザ環境企画展 |
10月は「3R推進月間」です
3R推進月間とは,3R関係8省庁(※)が定めるものです。
全国の地方公共団体や民間企業などで,3Rや循環型社会の構築に
向けた様々な情報発信などを展開しています。
(※)財務相,文部科学省,厚生労働省,農林水産省,経済産業省,国土交通省,
環境省,消費者庁の8省庁
3Rとは,ごみを減らすための3つの環境にやさしい取り組みです。
様々なごみ問題や,ごみが環境に与える影響をこれ以上増やさないための環境行動を表すキーワードで,
Rで始まる3つの言葉の頭文字を取ったものです。
循環型社会を形成するためには,市民,事業者,行政が互いに協力し,3Rの取り組みを進めていくことが重要です。
この機会に日頃の生活を見直し,何か一つでも3Rに関する行動をしてみましょう。
リデュース(Reduce)・・・ごみの発生抑制
リデュースとは,「減らす,少なくする」という意味です。無駄をなくして,ごみの量を減らしましょう。普段の
ちょっとした心がけが,リデュースにつながります。
3Rはどれも重要な取り組みですが,ごみの発生,資源の消費をもとから減らすリデュースが特に重要な行動です。
まずは,「ごみになるものを買わない」,「長く使える製品を買う」などの行動を心がけましょう。
《具体的な取り組みの例》
・食べ物は残さないようにしましょう。
・生ごみは水切りをして出しましょう。
・買い物には,買い物かごやマイバッグを持って行きましょう。
リユース(Reuse)・・・再使用
リユースとは,一度使ったものを繰り返し使うという意味です。自分ではもう必要ないと思うものでも,
必要としている人がいるかもしれません。ごみにする前に別の使い道を考えてみましょう。
《具体的な取り組みの例》
・フリーマーケットやリユースショップなどを利用しましょう。
・着られなくなった服は欲しい人に譲ってあげましょう。
・使い捨てではない商品を買いましょう。
福山市リサイクルプラザでは,子どもの成長とともに必要としなくなった子育て用品の回収を行っています。
回収した子育て用品は定期的にイベントなどを通じて必要とされている方にお渡しし,リユースの推進に
取り組んでいます。
使わなくなった「子育て用品」をご提供ください -福山市ホームページ
リサイクル(Recycle)・・・再生利用
リサイクルとは,再び資源として利用するという意味です。ごみを資源として有効利用し,リサイクルを
進めるためにもごみの分別などに協力しましょう。
《具体的な取り組みの例》
・ごみは分別して出しましょう。
・家庭から出る新聞などは地域や学校の資源回収や公共施設などの拠点回収に出しましょう。
・再生された商品を選びましょう。
福山市環境部では,新聞・雑誌・段ボールなどの紙ごみの拠点回収や小型家電回収に取り組んでおり,
各環境センターや福山市リサイクルプラザで受け取りを行っています。
関連リンク
福山市ホームページ(3Rガイドブック【事業者用】をご活用ください!)
10月は「食品ロス削減月間」です
食品ロス削減月間とは,「食品ロス削減推進法」第9条において,
10月は「食品ロス削減月間」,10月30日は「食品ロス削減の日」と
されています。
食品ロスとは
食品ロスとは,本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物のことです。
日本では2018年度(平成30年度)に,600万トンの食品ロス(事業者から324万トン,家庭から276万トン)が
発生しました。
大量の食品ロスが発生することで,ごみ処理コストの増加や,焼却による二酸化炭素の排出など,環境負荷へと
つながっています。
経済の観点では,食品を輸入に頼る一方で,多くの食料を食べずに廃棄している状況は無駄があります。
人や社会への観点では,多くの食品ロスを発生させている一方で,7人に1人の子どもが貧困で食事に困っている
状況です。
私たち一人ひとりが食べ物を無駄なく,大切に消費していく必要があります。
食品ロスの原因
過程で発生する食品ロスは,大きく3つに分類されます。
・直接廃棄・・・賞味期限切れ等により使用・提供されず,手つかずのまま廃棄されたもの
・食べ残し・・・食卓にのぼった食品で,食べきられずに廃棄されたもの
・過剰除去・・・厚くむき過ぎた野菜の皮など,不可食部分を除去する際に過剰に除去された過食部分
食品ロスを減らすためにできること
家庭で食品ロスを減らすコツは,買い物のときは「必要な分だけ買う」,料理のときは
「食べきれる量を作る」,食事のときは「おいしく食べきる」ことが基本です。
ちょっとした配慮で食品ロスは削減できますので,日常生活を見直し,できることから始めましょう。
飲食店で食事をするとき
・自身や家族等で食べきれると思う量を注文しましょう。
・どうしても食べきれない場合は,ドギーバッグ等で持ち帰ることができるかどうかを確認してみましょう。
持ち帰る際には,お店の方に注意事項をしっかりと確認してください。
買い物のとき
・買い物前に冷蔵庫の中の在庫を確認したり,食べきれないほどの食材を買い過ぎたりしないようにしましょう。
・「安いから」という理由で安易に買い過ぎる前に,食べきれるかを確認しましょう。
・すぐに食べる商品は,賞味期限や消費期限の長い商品を選択するのではなく,陳列順に購入しましょう。
料理のとき
・食べられる分だけ作るようにしましょう。
・食材が余ったときには,使い切りレシピを検索してみましょう。
・キッチンから出る生ごみはしっかり水切りしましょう。
生ごみの多くは水分です。水切りをすることで,においが減り,ごみの量も減ります。
保存のとき
・食べきれなかった食品については,冷凍などの傷みにくい保存方法を検討しましょう。
・保存していた食べ残しを忘れてしまわないように,冷蔵庫の中の配置方法を工夫しましょう。
食べきれないとき
・買い過ぎて食べきれない場合や,贈答品が余ってしまう場合には,フードバンクなどへの寄付やおすそ分けを
検討しましょう。
フードドライブ実施のお知らせ
福山市環境部では,食品ロス削減月間に合わせ,フードドライブを10月31日(日曜日)まで実施します。
実施期間:2021年10月1日(金曜日)~31日(日曜日)
ご提供いただきたい食品:玄米・白米・缶詰・レトルト食品など
※賞味期限の近いもの,生鮮食品,要冷品などは受け取りをお断りしています。
回収場所:福山市リサイクルプラザ,各環境センター,福山市社会福祉協議会の各事務所など
詳しくは福山市ホームページをご確認ください。
関連リンク
環境省ホームーページ (食品ロスポータルサイト ~食べ物を捨てない社会へ~)
消費者庁ホームページ ([食品ロス削減]食べもののムダをなくそうプロジェクト)
消費者庁ホームページ (「めざせ!食ロス・ゼロ」特設サイト)
農林水産省ホームページ 「食品ロス・食品リサイクル」(事業者向け情報)
10~11月に開催する環境イベントのお知らせ
今回ご紹介するイベントへの参加を通じて,環境についてより理解を深めてみませんか。
福山環境保全講演会(Web限定)
「さかなクンのギョギョッとびっくりお魚教室!」
環境にやさしいまち福山実行委員会(事務局:環境啓発課)では,
2021年11月に,さかなクンによる環境保全講演会(Web限定開催)
「さかなクンのギョギョッとびっくりお魚教室!」を配信予定です。
視聴無料となっておりますのでぜひお気軽にお申し込みください。
※視聴には事前申し込みが必要となります。
内容
講師としてさかなクンに出演していただき,魚や海のことなどについて講演します。
さかなクンからふくやまのみなさんへ魚や海の楽しいお話しをお届けします。
事前に市内の小学生から募集した質問コーナーなどがあります。
申込期間
10月1日(金曜日)から10月25日(月曜日)まで
申込方法
福山市電子申請システムからお申し込みください。入力項目はメールアドレスだけの簡単なお手続きです。
申し込みへの案内および申込手順については福山市ホームページをご確認ください。
【福山環境保全講演会(Web限定)】「さかなクンのギョギョッとびっくりお魚教室!」のお知らせ -福山市ホームページ
視聴可能期間
2021年11月1日(月曜日)~11月7日(日曜日)
※期間中は何度でもご視聴いただけます。
※講演は収録動画です。
視聴方法
福山市電子申請システムからお申し込みいただいたメールアドレスへ講演会のURLをお知らせします。
(10月下旬頃予定)
YouTubeでのみご視聴いただけます。(視聴無料) ※通信費は自己負担となります。
「福山市リサイクルプラザ環境企画展」開催のお知らせ
とき
10月19日(火曜日)から12月19日(日曜日)まで
午前9時から午後5時まで
※月曜日休館,月曜日が祝日の場合は火曜日休館
ところ
福山市リサイクルプラザ(福山市箕沖町107番地2)
内容
里地里山に生息する動植物の生態を学び,貴重な標本や,野生の動植物に触れ,失われつつある自然環境について親子で考えてみましょう。また,期間中には,トンボなど昆虫の採取・観察に関するイベントを開催します。
【開催予定のイベント】
○テーマ:秋の生きもの観察「秋の虫を探そう」
○日 時:10月24日(日曜日) ※雨天中止
※参加には事前申込みが必要です。
○申込み受付期間:10月6日(水曜日)から10月15日(金曜日)午前9時から午後5時まで
このページに関するお問い合わせ先
環境啓発課
Tel:084-954-2619