掲載日:2021年10月1日更新
特別展「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」
ふくやま美術館では、フランスの装飾美術家ルネ・ラリック(1860~1945)の展覧会を開催中です。
写真は、かわいらしいインコと優美な植物の模様が施されたティアラ型のランプ。ラリックが活躍した20世紀初頭は、一般家庭にも電気が普及した時代。電気の光とガラスの反射が織りなす優美な光景は、大戦後の人々の心に安らぎと生きる歓びを与えました。
本展では、形のない中身の香りを見事に表現した香水瓶、当時流通し始めた自動車のためのアクセサリー、見る角度により色を変えるオパルセント・ガラスを用いた花瓶など、20世紀初頭フランスの生活を彩った約100点のラリックのガラス作品を紹介します。
ルネ・ラリック 大型常夜灯《インコ》1920年、北澤美術館蔵(撮影:清水哲郎)
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ふくやま美術館
電話084-932-2345
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