明日6月8日から、市議会での一般質問に入りますが、一昨日の金曜日の休会を活用して、地元の常石小学校を視察しました。
福山市立常石小学校は、2年後の2022年4月に日本では初のイエナプラン教育校として、新たに開校する予定です。
イエナプラン教育は、ドイツ🇩🇪で始まりオランダ🇳🇱で広く普及している教育です。
1年から3年を1つの括りとして、4年から6年を括りとしてクラス編成する異年齢教育が特徴です。
児童は、自ら学習計画を立てて、それぞれの学習進度に合わせて学びを進めていきます。
異年齢なので、上級生が下級生の勉強を教えることも、日常になります。
常石小学校では、既に1年生から3年生の教室が先行して改修されており、イエナプラン教育が始まっています。
校長先生から話を詳しく伺いましたが、教育的な効果も出始めており、例えば、上級生の学習の様子を下級生が興味を持って意欲を高めていく事例や、他の地域からの移住希望も寄せられているとのことで、2年後の開校に向けて取り組みが積極的に推進されていました。
一緒に視察した同僚議員の田口ゆうじ市議も勉強になったようで、有意義な機会でした。
常石小学校区では、3年前に学校再編の対象になって以来、民間の学習塾との連携など様々な試行錯誤を重ねてきましたが、イエナプラン教育校としての新たなスタートまでのプロセスに関わってきただけに、感慨深いものがありました。