鞆の大漁節といえば、鞆の浦の一大イベント「観光鯛網」で聴いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。鞆の浦では例年5月に、観光客も楽しめる鯛網漁が開催されます。鞆の浦に約380年伝わる伝統漁法「鯛しばり網漁」の歴史を現代に残すため、1923年から始まりました。この「鯛しばり網漁」は2015年に福山市の無形民俗文化財にも指定されています。
樽太鼓の音色とともに勇壮な大漁節が浜辺に響きわたり、乙姫が大漁を祈願して舞を踊る儀式の後はいよいよ出漁。古式そのままに行われる漁、そして漁師さんたちの姿を、観光客はフェリーに乗って海の上から見学することができます。その迫力には圧倒されること間違いなしです。漁が終わると、獲れたての色鮮やかな鯛をその場で買うことができるのもうれしいポイントです。
日本遺産の認定をされたのは、鞆の港町文化をテーマとしたストーリー。詳しくはウェブサイト「VISIT鞆の浦」でも見ることができるので、ぜひ読んでみてください!
「VISIT 鞆の浦」はこちら!
https://visittomonoura.com/
お問い合わせ
日本遺産鞆の浦魅力発信協議会
(事務局:福山市経済環境局 文化観光振興部 文化振興課)
TEL:084-928-1278
Mail:bunkazai@city.fukuyama.hiroshima.jp
福山市鞆の浦歴史民俗資料館-HP
福山市鞆の浦歴史民俗資料館は,1977年から始まった地元有志による調査・収集活動が原動力となり,福山市制70周年の記念事業として,鞆城跡の高台に建設されました。館内には,古代から近世にいたる歴史資料,お手火神事やお弓神事などに関する民俗資料などが常設展示され,「潮待ちの館」の愛称で親しまれています。また,特別展や企画展では,鞆の浦を中心にした瀬戸内の歴史・文化・民俗をテーマに,特色ある展覧会が開催されて,人気を集めています。
館内の見学とともに、鞆城跡からの眺望も併せてお楽しみください。
※問い合わせ先 福山市鞆の浦歴史民俗資料館
☎084-982-1121