安倍晋三元総理が、凶弾に倒れられ懸命な救命措置にもかかわらず、ご逝去されました。
その強い国家観と、歴代最長の政権運営の内容については、賛否がありましたが、国内外に足跡を残された事は、多くの国民が認めていると思います。
かつて、秘書を務めた故宮澤喜一先生が亡くなられた際に、政府・自民党合同葬が行われた時の総理大臣が第一次政権時の安倍晋三元首相でした。
その宮澤喜一先生も、かつて総理に就任する前に、ホテルで暴漢に襲撃され、大怪我を負いながらも格闘をされたことがありました。
治療を終えて、退院の際の記者会見で話された内容が、資料として残されています。
「できるだけ沢山の人に自由な状況で会って話を聞き、政治に反映するのが私どもの仕事で国民から遊離してはいけない。 それと安全との接点みたいなものに警備される方の苦労があると思うが、こういうことがあったから引っ込み思案になるということでは、政治に携わる者に与えられた務めは果たせない。」
明日は、参議院選挙の投票日です。
有権者に等しく与えられた権利を是非とも行使していただき、貴重な1票を投じていただきたいと思います。
今回の参議院選挙で、毎日全国各地の街頭に応援演説の為、マイクを握り続けた安倍晋三元総理のご冥福をお祈り申し上げます。