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【朝日新聞】夏祭り、なぜ「3年ぶり開催」続々? 支援のプロが明かす切実な事情/2022年8月2日

【朝日新聞】

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山下剛
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太鼓をたたきながら練り歩く参加者たち=2022年8月1日午後6時27分、盛岡市、小玉重隆撮影
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新型コロナウイルスの感染が拡大する中、夏祭りシーズンが訪れた。中止する祭りもあるが、3年ぶりの開催に踏み切った祭りも少なくない。なぜこのタイミングで開催なのか。

全国のお祭りを支援する「オマツリジャパン」(東京)代表取締役の加藤優子さんは「全国に約30万のお祭りがあるとされ、一概には言えませんが、最終的には主催者の判断になる」と指摘する。「多くのお祭りの場合、主催団体の中でなんとか開催したいとの思いが強ければ、準備が大変でも開催され、感染拡大が不安だという懸念が強ければ、泣く泣く中止される傾向にある」という。

今年、「3年ぶり開催」が多い背景には、ノウハウの伝承の問題もあるという。1万人が踊り、100万人の観客が訪れると言われる東京高円寺阿波おどりは3年連続で中止になったものの、屋内で舞台公演を実施することになった。「ボランティアとして関わっていた中学生や高校生ら若い人たちが卒業してノウハウの伝達ができなくなるという問題があり、どうしても開催したかったようです」

経済的な側面もある。「200万人以上の観光客を集める青森ねぶた祭は期間中、県のGDPの1%弱を稼いでいるという試算もある。中止が続くとホテルや飲食店にお金が落ちなくなる」

お祭りと感染対策との両立は可能なのか。加藤さんは「消毒液を用意するといった基本的な対策に加えて、人の流れを一方通行にして滞在時間を制限するなど、ある程度の対策は可能」と説明する。それでも「ひとりでも協力が得られないと感染が広がるリスクはあり、100%の対策はできない。最後は観客一人ひとりの対策が大切です」と話した。山下剛


 

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