高級ブドウ「シャインマスカット」の出荷が、広島・福山市で最盛期となっています。

たわわに実った、みずみずしいブドウ「シャインマスカット」です。大粒で糖度が高く、皮が薄く、種がないので皮ごと食べられる人気のブドウです。

福山市沼隈町は、80戸の農家が栽培する広島県内一のブドウの産地です。

生産者の1人・横井和也さん(47)は、早朝から家族で収穫していました。水分が多い朝のうちに収穫することでよりおいしいものを家庭に届けられるといいます。

横井さんは、横井さんは去年の2月に会社を退職して、実家の稼業を継ぎました。ブドウの中でも特に手間がかかるシャインマスカット…。家族が力を合わせて、いいものを作っていきたいとしています。

ブドウ農家 横井和也さん
「沼隈のこれだけの規模のブドウ栽培を昔の人がしてくれている。研修制度もあるし、若い子が入ってきて盛り上げていきたい」

シャインマスカットは、9月下旬までおよそ150トンが広島や関西の市場に送られるほか、選果場で直売もされています。