【TSS】
8/24(水) 17:44 掲載
年間100万トン。国内で不要になった衣類がごみとして出される量です。
福山市の小学校では着なくなった服をリサイクル資源として活用するエコプロジェクトが進められています。
子どもたちが一生懸命運んでいるのはビニール袋や段ボール!中に入っているのはシャツやズボン、セーターなどの衣類です。
Q:これをどうするの?
「着られなくなった服や汚れた服を新しい服にします」
国内では汚れたり破れたりしてゴミとして出される衣類の量、年間およそ100万トン!その7割近くが焼却や埋め立て処分されています。
「着なくなった服をリサイクル資源として活用したい!」
福山市立東小学校の4年生は7月から市内のスーパーなどに回収を呼び掛けるポスターを貼り、家庭などで不要になった服の回収を続けてきました。
地域の住民や事業所などの協力もあり目標だった250キロを大きく上回る450キロを集めることができました。
(児童は)
「みんなが使える服とかタオルとかになれば私生活でも使えると思います」
「できるだけ使い捨てのものを使わないようにしたいと思います」
集めた服は福山市にある、制服や学用品を扱う企業がリサイクル工場に発送し、衣服やタオル、カバンなどに生まれ変わります。
(みんなのスクールキャロッツ・陶山智央さん)
「世界で環境問題はずっと続く。(リサイクル活動を)きっかけに自分たちの生活の中で少しでも気に留めてもらえるような活動になればいいかと思います」