【中国新聞】
2022/10/08
【とちぎ国体(8日)陸上成年女子やり投げ】
福山・一ツ橋中出身の佐藤友佳(大阪・ニコニコのり)が57メートル12で4位に入った。今季は故障続きだっただけに「記録には満足していないが、次につながる一投になったと思う」と今季最終戦を振り返った。
「先月に痛めてまだ治ってない状態」という右肘にテーピングを巻いて出場した。1投目は51メートル59、2投目は52メートル18で迎えた3投目に57メートル12をマークし、ガッツポーズも飛び出した。「心の中で(今大会も)駄目かなと思っていたが、会場の雰囲気も良く応援して下さっている中で結果を残せたかな」と話した。
優勝した北口榛花(北海道・JAL)は65メートル68の大会新をマーク。佐藤は「すごいですね。やっぱり世界と戦っている選手と同じ時代で戦えるのは幸せなこと。一緒に戦えるようなトレーニングをして結果を残していきたい」と前を向いた。
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