【HTV】
2022.10.29
原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの思いを伝えようという「折り鶴駅伝」が開催されけさ広島市を出発した。
午前4時、平和公園に集まったのは福山市の金属部品メーカー「キャステム」の従業員と佐々木禎子さんの兄・雅弘さんたち。
折り鶴駅伝は、去年キャステムが禎子さんの折り鶴を後世に残そうと、金属で再現したのをきっかけに企画。核兵器の脅威が高まる中、平和への思いを絶やさず発信していこうというもの。
81歳の雅弘さんは原爆の子の像まで走った。
■笹子さんの兄・佐々木雅弘さん
「禎子の思いというものをみんなでつないでいってもらえれば。心が平和だとみんなが平和になっていく」
「折り鶴駅伝」は、福山市のキャステムまで約135キロを、79人が走る。