【中国新聞】
2022/11/08
広島県は、福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画の廃止に伴う山側トンネル(約2・1キロ)の掘削工事に12月12日、着手する。同月3日に安全祈願祭があり、湯崎英彦知事や枝広直幹市長たち約90人が出席を予定する。
掘削は東側の御幸地区から始める。来年春には西側からも掘り進め、23年度末に完成する予定。県が5月、周辺工事に着手し、トンネル出入り口の木の伐採などを進めていた。
県鞆地区まちづくり推進事業所の奥野哲哉所長は「引き続き工事の内容や進捗(しんちょく)状況を住民に丁寧に説明しながら、安全に進めたい」としている。