【TSS】
2022.11.29
国が新型コロナウイルスの感染症としての位置づけをこれまでの「2類相当」から季節性インフルエンザ並みの「5類」への引き下げを検討していることについて、湯崎知事は「慎重に判断するべきだ」との認識を示しました。
【湯崎知事】
「(2類から)5類へ見直していいかどうかということは慎重な検討が必要だと思う」
湯崎知事は、29日の定例会見でこのように述べ、理由としてインフルエンザよりも新型コロナの方が感染者の絶対数が多くそれに伴い死者数も多いことや、感染の管理が難しくなることなどを挙げました。
また感染症としての位置づけの見直しが社会的に受け入れられるかも重要であるという考えを示しました。
一方で、県内の新型コロナの感染者数が増え続けていることから、県は来月1日から確保病床数をこれまでの523床から768床に増やす方針を示しています。