食品の流通が増える年末年始を前に、食中毒や商品の不正表示を防ごうと、広島市保健所が、一斉監視を始めました。

広島市のデパートには、午前10時の開店にあわせて広島市保健所の食品衛生監視員が立ち入り検査に訪れました。

食品売り場で監視員は、生鮮食品が適切な温度で保存されているか、食品の原産地や賞味期限が正しく表示されているかなどをチェックしていました。

これから冬の時期はノロウイルスの食中毒が多発するということで、保健所は、せっけんで手を洗い、食材は中心部まで火を通すことを呼びかけています。

広島市保健所 食品指導課 上田駿介 技師
「これから気温が下がってくるが、部屋は暖かいので、冷蔵品はその都度、冷蔵庫に保管してほしい」

食品の一斉監視は、31日まで行われます。