【朝日新聞】
2022年12月7日
東京電力、関西電力など大手電力10社は7日、来年1月から9月にかけ家庭用などの電気料金の値引きを行うと発表した。燃料高を背景に電気料金が高騰するなか、政府が打ち出した負担軽減策をうけた動き。政府が電力会社に支給する支援金をもとに、料金を引き下げる。
値引き額は、1月から8月まで家庭用の低圧の契約で1キロワット時あたり7円。中小ビル・工場向けの高圧の契約で同3・5円。9月は低圧3・5円、高圧1・8円と半分になる。毎月の電気料金のうち「燃料費調整額」に値引き額を反映させる。利用者が新たに申し込みをする必要はない。(野口陽)