2年後に広島県福山市で開かれる「世界バラ会議」に向けて、国内外から応募された新品種の苗が植えつけられました。

1日、福山市園芸センターの花壇で市民団体の人たちが植え付けたのが、新品種のバラの苗です。

2025年5月に開催される「世界バラ会議 福山大会」の新品種国際コンテストで審査されるもので、日本を含む5か国から38品種の応募がありました。

バラの町として知られる広島県福山市で初の試みとなります。1日は、これまでに届いた16品種を植え付けました。

新品種は、およそ1年間育成させた後、福山の気候に適しているかなどいくつかの基準を設け、数回に渡って審査されるということです。

福山市 世界バラ会議推進室 平林由佳 室長

「農薬散布を前提としないバラを求めてコンテストをしています。みなさんの力をお借りしながら世界バラ会議 福山大会を盛り上げていきたい」

選ばれたバラは、世界バラ会議の会期中に「大会記念ばら」として表彰されることになっています。