工業用水(中津原系)及び農業用水の取水制限を実施します
芦田川流域の降水量は,2022年(令和4年)5月から少雨傾向が続いており,2月3日から工業用水(中津原系)について10%の自主節水を行っているところです。
その後,ダム貯水量の回復につながる降雨がなかったため,2月3日の芦田川渇水調整協議会臨時会議において決定した通り,貯水量が1,500万㎥を下回った翌日(3月13日(月曜日))から工業用水(中津原系)及び農業用水について20%の第1次取水制限が実施されますので,お知らせします。
1 貯水量の状況
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貯水量 |
貯水率 |
昨年の状況 |
利水容量 |
三川ダム |
7,984,000㎥ |
64.9 % |
7,346,000㎥ |
12,306,000㎥ |
八田原ダム |
6,888,000㎥ |
29.9 % |
17,877,000㎥ |
23,000,000㎥ |
合 計 |
14,872,000㎥ |
42.1 % |
25,223,000㎥ |
35,306,000㎥ |
※貯水量及び貯水率の数値は3月13日午前0時現在のデータです。
2 降水量の状況(三川地点)
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(前年) 12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
2023年(令和5年) |
14 mm |
22 mm |
30 mm |
(13日0時まで) 18 mm |
2022年(令和4年) |
15 mm |
10 mm |
18 mm |
89 mm |
10年平均 |
48 mm |
45 mm |
38 mm |
80 mm |
※ 10年平均は,2013年(平成25年)から2022年(令和4年)までの月ごとの数値です。
3 今後の対応について
引き続き,降雨及びダム貯水量の動向を注視する中で,関係機関と連携を図り,適切に対応してまいります。
【今後の貯水量が減少した場合の対応の目安】
◇第2次取水制限:合計貯水量11,000千㎥(貯水率 約30%)程度となった場合
↠国が芦田川渇水調整協議会を開催し,実施を決定する。
福山河川国道事務所の記者発表はこちら↓
https://www.cgr.mlit.go.jp/fukuyama/press/R04/R050313/R050313.html