2023年3月28日更新
現在,全国的に梅毒の感染者が増加しており,本市でも,増加しています。
梅毒は,性感染症の一つで,性行為だけでなく,キスやオーラルセックス(口腔性交),アナルセックス(肛門性交)でもうつる可能性のある感染症です。
「発疹が出たり消えたりする」という特徴的な症状がありますが,全く症状がないこともあります。
梅毒は,早く治療すれば治る病気です。まずは,検査,治療を受けましょう。
梅毒は,性感染症の一つで,性行為だけでなく,キスやオーラルセックス(口腔性交),アナルセックス(肛門性交)でもうつる可能性のある感染症です。
「発疹が出たり消えたりする」という特徴的な症状がありますが,全く症状がないこともあります。
梅毒は,早く治療すれば治る病気です。まずは,検査,治療を受けましょう。
福山市における梅毒の発生状況
梅毒について,2022年の市内の発生者数は61人で,過去10年間において最多になっています。
男性では20歳代~40歳代に多く,その多くは症状があり,女性では20歳代が特に多く,ほぼ半数の方は無症状でした。
梅毒とはどのような病気ですか?
梅毒は,性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。原因は梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という細菌で,病名は症状としてみられることがある赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来します。梅毒では全身に様々な症状が出ることがあります。検査や治療が遅れたり,治療せずに放置したりすると,長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。
治療方法
梅毒は早期の適切な抗菌薬治療で完治が可能です。十分に治療されないと病気が進行することもあるため,症状がよくなっても自己判断で治療を中断しないようにすることが重要です。また,治療によって完治した後でも新たに感染することがあり,予防が必要です。
妊娠している人が梅毒にかかると,流産,死産となったり,子が梅毒にかかった状態で生まれる先天梅毒となることがあります。感染した妊婦への適切な抗菌薬治療によって,母子感染するリスクを下げることができます。
(厚生労働省 梅毒に関するQ&Aより引用)
妊娠している人が梅毒にかかると,流産,死産となったり,子が梅毒にかかった状態で生まれる先天梅毒となることがあります。感染した妊婦への適切な抗菌薬治療によって,母子感染するリスクを下げることができます。
(厚生労働省 梅毒に関するQ&Aより引用)
福山市保健所の梅毒検査について
梅毒とエイズの検査を匿名,無料,完全予約制でおこなっています。
検査は,血液検査で結果は30分程度で出ます。
検査は,血液検査で結果は30分程度で出ます。
実施日程:毎月 第1水曜日 午前9時~午後11時
第3木曜日 午後5時40分~午後8時30分
第4水曜日 午後1時30分~午後4時
※日程は変更する場合があります。広報ふくやまをご覧ください。
実施場所:福山すこやかセンター
※詳しくは予約時にお伝えします。
予約方法:電話受付(084-928-1127/土日祝日,年末年始を除く,午前8時30分~午後5時15分)
※聴覚障がいのある方は,Faxで対応しております。詳しくは,福山市保健所保健予防課ホームページ エイズと梅毒の相談・検査をご覧ください。