絶景鑑賞をしながら、石窯ピッツァを堪能「kitchen Natty」

「kitchen Natty」は鞆の浦の中心エリアから約2.5km離れた小室浜海水浴場にあるピッツェリア。この店の自慢は、石窯で焼く本場のナポリピッツァ。自家製の生地にソースと具材をのせて高温の石窯でサッと焼き上げます。店主・田中さんセレクトの心地よいBGMでチルアウトな時間を過ごしましょう。

ソファ、カウンター、テーブルがレイアウトされた店内は、過ごしやすいようにと2022年に大幅改装。定期的にミュージシャンを招いて音楽イベントを開催しています。

夕暮れ時はテラス席がおすすめです。目の前には見渡す限りの水平線。その景色は息を飲む美しさです。日が沈むまでじっと海を眺めていても飽きません！

定番は「マルゲリータ」1300円。自家製ソースとバジル、チーズのシンプルなピッツァです。シンプルな味付けなので、生地の風味やもちもち感を存分に味わえます。

こちらは「瀬戸内ジェノベーゼ」1700円。自家製バジルペーストに地元・瀬戸内海産のシラス、タコ、イカをトッピング。瀬戸内の食材たっぷりのピッツァは観光客に人気です。ほかにも「てりやきチキン」1600円や「ゴルゴンゾーラ」1600円など、常時9種のピッツァが食べられます。

職人技が光る、鯛料理が自慢の和食店「鞆の浦 魚処 鯛亭」

「鞆の浦 魚処 鯛亭」は2002年の開業以来大人気の和食店。海に浮かぶ「弁天島」が一望できる道路向かいの景色も格別です。「鯛亭」はその店名通り、和食一筋の店主・豊田さんが新鮮な鯛を余すところなく使った鯛料理を振る舞うお店です。焼いた鯛の身を丁寧にほぐして生米と出汁で炊いた「鯛飯」は感動レベルのおいしさ！「鯛茶漬け」1350円、「お造り定食」1450円も人気メニューです。

カウンター7席、テーブル8席の店内。カウンターに座ると丁寧に料理を完成させる店主の美しい仕事ぶりも見ることができます。

瀬戸内海が見渡せる話題の隠れ家カフェ「茶房 船番所」

「茶房 船番所」は鞆港の奥へ歩いて行くとある隠れ家のようなカフェ。少し急な石段を登ると絶景が待っています。鞆の浦が日本遺産に認定されたことをきっかけに店主が「船番所跡だった自邸を多くの人にみてもらえたら」と2019年に開業しました。穏やかな瀬戸内海を眺めながら食べられるのは、モーニングとランチ、それにスイーツも。おやつタイムに訪れてのんびり過ごすのが特におすすめです。

畳が敷かれた和室2間を開け放ってテーブルを配置。窓からは瀬戸内海の景色が一望できます。「漁船が行き交う昔ながらの鞆の浦の景色が楽しめますよ」と店主さん。

天気と気候がよい日は屋外テラスが特等席。階段下の入口からでも見える、高く揚がった旗が営業中のサインです。

「ワッフル」500円はアイスクリーム付き。サクッと食感の生地とほどよい甘さが絶品です。「抹茶ラテ」500円は注文後に茶道経験者のスタッフがたててくれます。抹茶の香りが豊かです。

こちらは「保命酒（ほうめいしゅ）甘酒」600円。江戸時代から鞆の浦で製造される薬味酒「保命酒」の酒粕から作られた甘酒です。仕上げにフレッシュなすりおろし生姜をプラス。冬はホット、夏はアイスがおすすめです。