【中国新聞】
2023/04/06
広島県福山市神辺町の農業杉原和義さん(69)が自宅近くの畑で育てるチューリップが見頃を迎えている。小学生のころから植え始め、現在は約1万本が咲く。交流サイト(SNS)で話題となり、写真撮影のために各地から人が訪れている。
中条小から県道三谷神辺線を北東に進むと、赤、白、黄などのチューリップが咲き誇る約500平方メートルの畑が眼前に広がる。花好きだった杉原さんが小学5年のころに父の畑の一角に植え始めた。社会人になってから本格化し、少しずつ植える数を増やしてきたという。今年は今月初旬に満開。近くの桜との共演を楽しみにSNSで知った若者や地域住民が訪れている。見頃は今週いっぱい。
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