【gigazine】
2023年04月10日
旅行やドライブなどで車を運転する際に、燃料切れによるエンジン停止は絶対に避けたいもの。しかし、山岳地帯や田舎道では深夜営業を行うガソリンスタンドが存在しない場合あります。そんな「24時間営業のガソリンスタンドが存在しないエリア」をまとめた地図をバイクで日本全土を旅するHiro氏がまとめています。旅行計画を立てる際などにめちゃくちゃ便利そうだったので、内容を確認してみました。
北海道での深夜ガソリンスタンドが開いていないエリアはこんな感じ。赤で示されたエリアのガソリンスタンドは深夜営業を行っていません。なお、Hiro氏によると基本的に24時間営業ガソリンスタンドをプロットしつつ、隣のガソリンスタンドまで距離がある場合や、地域唯一のガソリンスタンドの場合は早朝4時から深夜2時・3時まで営業するガソリンスタンドもガス欠防止のためにプロットしているとのこと。
東北地方がこんな感じ。東北新幹線の沿線や各県の中心市街地などを除くと24時間営業ガソリンスタンドの存在しないエリアは広大です。
関東地方は一部山間地や房総半島、伊豆半島の末端部を除くとガソリンスタンドの数は多く、深夜でも給油することが可能です。
石川県や岐阜県、静岡県、山梨県、長野県などは、中心に日本アルプスが位置することから太平洋沿岸や松本市付近以外の深夜営業を行うガソリンスタンドの数は少なめ。
滋賀県や京都府周辺は山間部を除くと深夜の給油は容易です。
紀伊半島24時間営業を行うガソリンスタンドの数が少ないため、明るい内に十分な給油を行うべき。
中国地方は基本的に瀬戸内海沿岸や島根県・鳥取県の中心市街地に24時間営業のガソリンスタンドが集中しています。一方で島根県西部などで深夜も営業を行うガソリンスタンドは片手で数える程度。
四国は高知県の中心市街地を除くと四国山地から南部にかけて深夜営業を行うガソリンスタンドは小数で、昼間の給油が必須です。
九州・沖縄では九州山地や阿蘇山などの山間部などでガソリンスタンドの深夜営業が行われていません。沖縄では西部にガソリンスタンドが集中している一方、東部のガソリンスタンドの数は少なめ。
Hiro氏によると、ガソリンスタンドが密集している中心部や都心部では一部表示を間引きしているとのこと。Hiro氏はガソリンスタンドが24時間営業を行っていないエリアでの走行について「危ないから昼間に走りましょう」と注意喚起しています。