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【OHK】多い時は1トン! 瀬戸内海で桜鯛の水揚げ最盛期 “海のキング”おすすめの調理法は?【岡山・笠岡市】/2023.04.18

【OHK】

2023.04.18

陸のサクラはもう見頃を過ぎましたが、こちらは海でサクラが満開です。笠岡市沖の瀬戸内海ではこの時期に取れるマダイ、桜鯛の漁が本格化しています。

笠岡市の漁師、竹田航平さん。漁師として10年目、2023年も桜鯛のシーズンがやってきました。

漁港から10分、網が仕掛けられている場所に到着。

(漁師 竹田航平さん)
「僕らも分からない、あげてみないと。いないかもしれないし、大漁かもしれない」

潮が止まる時間を狙って網を引きあげると…。

(奥原怜奈記者)
「たった今、色鮮やかなタイが水揚げされました。ピンクの体をくねくねさせています」

水揚げ量は上々です。桜鯛はこの時期に取れるマダイの通称で、脂がのり、表面がほんのりとピンクに色づくことからそう呼ばれています。

(漁師 竹田航平さん)
「栄養を蓄えていて、魚体は頭からしっぽにかけて丸くなっている。一番良いタイは こういう形をしている」

笠岡市沖ではここ数年、海水の温度が上昇し、水中のプランクトンが増えたことで桜鯛の漁獲量は、年々増加傾向です。23年は、1日に平均で300キロ前後が水揚げされ、多い時には1トン近くが揚がる日もあるということです。

おすすめの調理方法を聞いてみると…。

(漁師 竹田航平さん)
「塩焼き、煮つけ、刺身、しゃぶしゃぶ、なんでもいける」

(奥原怜奈記者)
「とれたての桜鯛さっそく頂きます。醤油にタイの脂が浮かんでいます。モチモチとしてさっぱりとした味。すごくおいしい」

(漁師 竹田航平さん)
「漁師からすると(桜鯛は)海のキング。1人でも多くの人にこの時期のタイを一度手に取って味わってもらいたい」

桜鯛の水揚げは7月上旬まで続く予定で、1キロ1000円前後で市場に出されます。


 

 

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