先日、福山市でも上映されている映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」を観る機会がありました。
高松1区を選挙区としている衆議院議員の小川淳也氏の初出馬から現在に至る17年のドキュメンタリーです。
同い年であり、小川さんと総務省時代に同期だった方と懇意にさせていただいていることもあり、政治家として、どんな人物なのか興味を持って観ました。
舌鋒鋭い質問やエネルギッシュな地元香川での活動、一方で家賃5万足らずでのアパート暮らしや家族と共にする選挙活動等、まさに情と理が交錯する思いで、映画を観ました。
同時に、日本の政治風土や選挙制度の問題にも触れており、志と現実の狭間で苦悩する小川さんの姿がそのまま写し出されています。
時に、安倍総理の健康問題や野党の合流問題、そしてなによりもコロナ禍でのリ―ダ―シップ等、タイミングとしても大変参考になり、刺激になる映画でした。