【TSS】
2023.7.21
7月21日(金)にエディオンスタジアム広島で行われた、第50回広島県中学校陸上競技選手権大会女子100mで、広島県中学記録を持つ神辺西中学校2年生の三好美羽選手が出場し、11秒89のタイムで優勝、8月に行われる全日本中学校陸上競技選手権大会の出場を決めました。
三好選手は7月16日に行われた、通信陸上競技広島県大会で、11秒台のタイムを記録したものの、追い風3.0m、追い風参考記録となり全国大会の参加標準記録を突破とはなりませんでした。
7月21日の県中学校陸上選手権大会は30℃を超える暑さでしたが、三好選手は予選でいきなり12秒09をマークし、自身の持つ広島県記録を更新、この時点で全国中学校陸上選手権大会の参加標準記録12秒53を突破し全国大会出場を決めます。
そして決勝、レースの前指導する高地浩司教諭から「力が入るとタイムが伸びないので力を抜いて頑張ってこい」と言われたという三好選手は得意のスタートから飛び出します。
中盤もスピードに乗り、そのままトップでゴール、タイムは11秒89、圧倒的な強さで全国大会の切符をつかみました。
三好選手はレース後「最近スランプだったのですが、たくさんの方の応援が励みになってきょうは力が出せました。11秒8台のタイムを出すことが今年の目標だったので全中(全国中学校陸上競技選手権大会)に向け明るい未来が開けてとてもうれしいです。全中では今年の目標としていた11秒8台のタイムを出して優勝したいです」と全国大会への意気込みを話してくれました。
全国中学校陸上競技選手権大会は8月22日から愛媛県で行われます。
去年の大会ではA決勝進出を逃し、悔し涙を流した三好美羽選手、今年どのような走りを見せてくれるのか注目です。