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【kuruma-news】車のメーターに「光るカメ」出現!? 点灯したらかなりマズい! 新たな「警告灯」が意味する緊急事態とは?/2023.07.07

【kuruma-news】

2023.07.07

EVの普及が進むなか、EVならではの警告灯が存在します。「光るカメ」の警告灯なのですが、これが点灯すると恐ろしい事態になるようです。一体どのようなことを意味しているのでしょうか。

「光るカメ」どんな事態を意味する警告灯?

クルマの状態を示す警告灯にはさまざまな種類があります。そんななか、近年普及が進む電気自動車(BEV)やハイブリッドならではの警告灯が新たに加わっているのです。

可愛らしい「カメ」のマークの警告灯なのですが、キュートなアイコンとは裏腹に、これが点灯するということはかなりまずい事態が差し迫っているということ。一体どのようなものなのでしょうか。

〇にカメのマークが「出力制限表示灯」

このカメの警告灯は、「出力制限表示灯」といいます。名称はメーカーによって異なりますが、電欠になる前にクルマが自ら出力や速度を抑制してギリギリ長持ちさせるモードへの移行を意味しており、カメが光った時点で、すでに蓄電量が極端に少ない状態。アクセルを踏んでも速度が上がらないように制限がかけられるモードに切り替わります。

ちなみに、この光るカメはバッテリー残量が少なくなった場合だけでなく、外気温が高すぎたり、高速走行の連続や登坂走行、急速充電を繰り返すなどによりモーターやバッテリーの温度が極端に上昇した場合にも安全のために点灯することもあるようです。

実際にBEVで電欠になりそうになった経験がある人に話を聞いてみました。

神奈川県在住のOさんは、大排気量エンジン搭載のアメ車と、普段使い日産「リーフ」(初代)を同時所有していました。

安さに惹かれて中古の初代リーフを購入したものの、航続距離の問題があったため、現在は手放して、新たなBEVを探しているといいます。

「自宅のある横浜と都内を高速道路を利用して頻繁に往復していたのですが、BEVは速度を上げるにつれてバッテリー残量がどんどん減っていき、表示される『航続可能距離』が短くなっていきます。

ここがガソリン車とは大きく違うところで、自分なりに速度や勾配を考慮したエコドライブが求められる気がしました。

常にバッテリー残量を気にしながらの運転になりがちで、思ったより楽しめなかったというのが正直な感想です」

最終的に手放したのは、出力制限表示灯が自宅付近で数回点灯したことも影響しているのだそうです。

「ちゃんと航続可能距離を計算して出かけたはずなのですが、実は横浜市内は山を切り崩した住宅地が多く、坂道が多いのです。

自宅まであと数キロというところで何度か『光るカメ』が点灯し、一気にパワーダウンしてしまうことが増えたのですが、あれは本当に充電がなくなりそうな直前で点灯するのです。

充電設備のある自宅まで、いつ止まってしまうのかドキドキしながら走っていました」

また、この出力制限表示灯の点灯に加え、自宅での充電時間の長さも気になるようになったというOさん。

「いつまでも燃費の良くないアメ車に乗り続けられるとは思っていないので、次はさらに現実的な選択肢としてPHEVも含めて探してみようと思っています」

※ ※ ※

体験者から聞くと、BEVだけですべての用途を賄えるのか不安になってしまうかもしれません。

ただし、JAFの統計によると、EVのロードサービス要請のうち「電欠」は全体の9.9%(2020年)しかないとのデータもあります。BEVオーナーは綿密に計画を立てて運転していることと思いますが、意外に何とかなっているようです。

昨今は、日産「サクラ」や三菱「eKクロスEV」といった軽EVが売れていますが、あくまで短距離用と割り切った使い方をしている人も多いのでしょう。

BEVは充電問題と切っても切れないといえ、シティコミューター的な使い方ができる軽EVもしくは、長距離でもいざとなればガソリンエンジンも使えるPHEVという選択が、現時点では現実的なのかもしれません。


 

 

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