【shufuse】
ご飯が残った時、冷凍することで1ヵ月ほど長持ちさせることができます。この方法で余ったご飯を無駄にしないよう工夫している方は多いでしょう。しかし、上手く解凍できずに美味しさが損なわれてしまった経験はありませんか。今回は、冷凍したご飯にしてはいけない行為を紹介します。
目次
冷凍したご飯を解凍したらベチャベチャに…!?
白いご飯が余った時、後日食べられるようにと冷凍する方は多いですよね。ラップに包んだりタッパーに入れたりと、ご家庭によってさまざまな方法で冷凍していると思います。
しかし、いざ解凍した時にベチャベチャとした食感になってしまったり、かえってパサついてしまったりと上手く解凍できなかった経験はありませんか。
もしかすると、冷凍ご飯の解凍方法に問題があるのかもしれません。正しいコツを押さえて解凍することで、ふっくら美味しいご飯に解凍できますよ!
冷凍したご飯にしてはいけない『NG行為』4選
冷凍したご飯は、誤った方法で解凍すると食感や味が悪くなってしまいます。ここでは、冷凍したご飯にしてはいけないNG行為をいくつか紹介します。
1.自然解凍する
冷凍ご飯を常温で自然解凍しようとする方がいますが、解凍までに時間がかかってしまうと、その分、水分でベチャベチャとした食感になってしまいます。
また、中は完全に解凍することができないため、凍ったままになってしまったり、パサパサとした食感になったりとムラが出やすいです。
2.電子レンジの「解凍機能」を使って解凍する
食品を解凍するために使用する「解凍機能」が備わっている電子レンジは多くあります。「冷凍したご飯もこの解凍機能を使えばいいのでは?」と解凍機能で解凍してしまう人が多いですが、こちらも間違いです。
実は、電子レンジに備わっている解凍機能は、基本的に冷凍された食材を生の状態へと解凍させる機能を指しています。そのため、冷凍されたご飯は適しておらず、完全に解凍できないことが多くあります。
また、解凍できてもムラが出てしまったり、解凍までに時間がかかることでべちゃっとした食感になってしまうことも多いでしょう。
3.一度に大量の冷凍ご飯をレンジで解凍する
家族の人数分の冷凍ご飯を一度に電子レンジで解凍する方法もNGです。一度に大量の冷凍ご飯をレンジで解凍しようとすると、上手く熱が全体に伝わらず、ムラができてしまいます。
こちら側のご飯はきちんと解凍されているのに、こちら側は解凍できていないなどの現象が発生しやすいので、必ず1人分ずつ解凍するようにしましょう。
4.解凍した後に再冷凍する
解凍したご飯を食べきれず、再び際冷凍する人を見かけますが、この行為は品質劣化を招く恐れがあるので絶対にやめましょう。
一度解凍したご飯を再冷凍すると、次に解凍した時にどうしてもパサパサになってしまいます。また、再冷凍は衛生面を考えてもリスクが考えられるので、解凍したご飯はその日に食べ切りましょう。
冷凍したご飯を美味しく解凍するコツは?
冷凍したご飯を美味しく解凍するには、以下の2つのコツを押さえておくことが重要です。
- 一度に解凍するのは1人分のみ(複数分ある場合は数回に分けてそれぞれ解凍する)
- ラップで包んだ状態で電子レンジで短時間加熱にて解凍する
冷凍ご飯の解凍方法はさまざまですが、最も美味しく解凍できる方法は、電子レンジの「あたため機能」を使い、短時間で解凍する方法です。
ラップに包んだ状態で1人分ずつ加熱すると、ふっくら美味しいごはんへと解凍することができます。
冷凍する時から実践!美味しくご飯を冷凍する方法
解凍したご飯を美味しく食べるためには、ご飯を冷凍する段階から正しい手順を踏んでおくことも大切です。ご飯を冷凍する時は、以下のポイントを押さえて実践しましょう。
- 熱々の状態のまま少量ずつラップに包む
- 粗熱を取ってから冷凍する
- 金属製のバットに乗せて急速冷凍する
ご飯は必ず1人分ずつラップに包みましょう。包む時は、解凍した時にふっくらと美味しい状態を保つため、熱々の状態のまま包みます。
粗熱を取ってから冷凍する方法が望ましいですが、金属製のバットに乗せて冷凍庫に入れることで、急速冷凍することも可能です。どちらにせよ、なるべく早く冷凍することがポイントとなります。
冷凍したご飯は正しく解凍して美味しく食べよう
いかがでしたか。冷凍したご飯は正しいコツを押さえることで、ふっくら美味しく解凍できます。電子レンジを使って短時間で解凍すること、そして少量ずつ解凍することを押さえて、冷凍ご飯を美味しく味わいましょう。