ニュース

【bcnretail】世代がバレる! 「pH」の読み方は「ペーハー」じゃないって知ってた?/2024/02/20

【bcnretail】

2024/02/20

【最近気になる注目ワード・17】 あなたは「pH」(水素イオン濃度)という言葉を「ペーハー」と読むだろうか? それとも「ピーエイチ」派? 実はこの「pH」の読み方で、世代がバレてしまうと話題になっている。今回は、なぜ2通りの読み方が存在するのか、いつ頃から変わったのかを説明しよう。

「pH」の読み方でバレるあなたの世代

高校の化学で習う「pH」だが、世代によって2つの読み方が存在している。大人世代はこれを「ペーハー」と読むが、若者は「ピーエイチ」と読むという。X上でも「ペーハーは昭和の香りがする」「おじいちゃん先生はペーハーって読み方する」という若者の意見がある一方で、「ペーハーはペーハーだろ!」「ジェネレーションギャップがエグイ…」という親世代の悲鳴も上がっていた。

実は、「pH」の読みは「国際単位系」という世界共通の単位に合わせて、1957年から英語読みの「ピーエイチ」に統一されている。しかしそれ以前からドイツ語読みの「ペーハー」が定着していたため、1957年以降も「ペーハー」という読みが使われたことが「ペーハー」派が存在する理由のようだ。

しかし、日本でも2012年の教科書から「ピーエイチ」読みに統一された。その結果、初めは「ペーハー」と習うも、2012年以降、突然「ピーエイチ」と変換させられた世代も存在するようだ。

教科書の表記が変わってジェネレーションギャップが発生する事例は、「鎌倉幕府の成立が1192年から1185年になった」など意外と多く存在している。今後も、意外なところで「世代がバレる」言葉や知識が生まれるかもしれない。(フリーライター・井原亘)

「ペーハー」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・恋の陰陽師
・続テルマエ・ロマエ
・ちいかわラーメン
・ヒトナー

■Profile
井原亘

PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている


 

福山市のホームページその他外部サイトへの「リンク」は、予告なく変更及び削除されることがあります。
掲載情報の詳しい内容については、各担当部署または関係機関へお問い合わせください。

ニュース > 2011/9~月別アーカイブ

▲知りたいニュースを上記の「カテゴリ選択メニュー」から選ぶことが出来ます。

フェイスブック-公式ページ

PAGE TOP