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【ロイター】ロシア軍、西部プスコフでドローン攻撃撃退 輸送機損傷=当局者/2023.8.30

【ロイター】

2023.8.30

[30日 ロイター] – ロシア西部の都市プスコフの空港でドローン(無人機)による攻撃があり、輸送機4機が損傷した。当局者が30日未明に明らかにした。
プスコフ州のミハイル・ベデルニコフ知事は「国防省がプスコフの空港に対するドローン攻撃を撃退している」とテレグラムに投稿した。負傷者の報告はないという。
タス通信が救急当局の情報として伝えたところによると、ロシア軍の長年の主力輸送機「Il─76」4機が損傷した。
ロシアのメディアが投稿した映像には空港の上空に立ち昇る濃い黒煙が映り、爆発音と銃声を聞いた地元住民の投稿も引用している。
テレグラムチャンネルの報道によると、プスコフ市周辺では対空システムが作動している。
タス通信はまた、航空当局の情報として、モスクワ近郊のブヌコボ空港周辺の空域が30日未明に封鎖されたと伝えた。(ロイター報道)


(N)2023.8.31
プスコフは、ロシアの都市。人口は19万3082人で、プスコフ州の州都である。 ロシア正教の中心地のひとつにしてロシア有数の古都。ヴェリーカヤ川およびその支流プスコフ川に沿って大聖堂やクレムリンなどの歴史的建築が建っている。 ウィキペディア
現在の天気: 温度: 18°C、風向: 南東、風速: 2 m/s、湿度: 94% weather.com
面積: 95 km²
標高: 45 m
代議院選出地区: プスコフ
設立: ロシア

ロシア正教の中心地のひとつにしてロシア有数の古都といわれていますが、「ロシア正教」の重要な場所が標的にされたことになります。
日本に置き換えると、京都・奈良ということになるのでしょうか。

グーグルマップで見ると、ウクライナから「ドローン」でプスコフまで行くにはロシアの同盟国「ベラルーシ」を飛び越えていくことになりますし、ドローンで600km以上のプスコフまでの飛行をするには、あまりにも距離がありすぎるような気がします。
プスコフ周辺を見ると、すぐ西側には1991年にソビエトから独立した、エストニア・ラトヴィア・リトアニア「バルト三国」が存在することが分かります。

3か国とも北大西洋条約機構(NATO),欧州連合(EU)へ加盟していることから、あらゆる憶測がなされ、仮に今回のドローン攻撃に「バルト三国」のいずれかの国が直接関与しているとなった場合、ロシアはNATOからの攻撃とみなし、なんらかの強固な対応をせざる得ないことになります。

このことに限らず、ウクライナ紛争は、収まるどころかあらぬ方向へ拡大しているような気がします。
これ以上の戦火の拡大は、誰も望まない大きな有事につながる可能性が高くなります。今すぐにでも一旦停戦し、なんらかの話し合いの場を設ける必要があります。
戦火の犠牲になるのは、いつも弱者である、老人・女子・子ども・そして駆り出される「兵隊」という名の、訓練も満足になされていない「一般市民」が最前線で犠牲になります。

(N)2023.8.31


 

 

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