【japan.cnet】
広島県福山市は2月22日、「医療版ワーケーション」を2023年度も実施することを発表した。
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3月16〜18日(勤務日:3月16、17日)と、3月23〜25日(勤務日:3月23、24日)に、福山市での2回目となる医療版ワーケーションを実施する。観光地巡りなどのリフレッシュ時間と福山夜間小児診療所での短時間勤務がセットになっており、参加者はいつもとは違う環境での仕事を通じて、新たな出会いや交流、互いに学びを得る機会を体験できる。
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福山市は2022年度、MRT、JTBと連携し、全国で初めて医療版ワーケーションを開催。医療人材の働き方改革の推進と地域の医師不足の解消を目指し、中でも医師の働き方改革、地域に不足している小児科医の確保という社会課題の解消を模索しているという。
将来的な医師の移住や二拠点勤務、オンライン診療などの可能性を探るほか、地域の医師の労働負担軽減などの社会的な課題解決への効果が期待できるとしている。
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福山市は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の南東部に位置し、高速道路網のアクセスが良く、新幹線「のぞみ」も停まる人口約46万人の中核市。四季折々の美しさを見せる自然の恵みがあり、100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られている。また、古くから潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、全国的にも珍しい天守北側の鉄板張りを復元するなど、往時の姿によみがえった名城「福山城」などがある。
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