【shufuse】
強力なガムテープを一度貼ると、なかなか綺麗に剥がせません。誤って子どもが壁紙などに貼ると、絶望することも…。そんなお悩みを持つ方、あきらめるのははやいかもしれません!今回は、ガムテープを剥がしたときに残ってしまった粘着剤を、綺麗に取る裏ワザをご紹介します。
目次
ガムテープは、一度貼るとすっきり剥がすのが難しい
ガムテープの粘着力が強力で、段ボールの梱包などに使用することが多いです。しかし、粘着力が強力だからこそ、一度貼ると綺麗に剥がすのが難しいですよね。
幼いお子様がいるご家庭は、お子様がいたずらして、ゆかや壁紙にベタベタ貼る…というトラブルも少なくありません。壁紙は接着すると特に剥がしにくい素材なので、剥がすのを諦める人もいるでしょう。
無理やり剥ぐと粘着剤がまばらに残るとも…
ガムテープを剥がす際、無理に力づくで剥がそうとする人は意外と多いです。しかし、無理に剥がすと綺麗に剥がし切ることができず、ベタベタと粘着剤が残ってしまうケースが非常に多いです。
また、ガムテープが貼られていた場所が壁であった場合、素材によっては無理に剥がすことで、壁紙ごと剥がれてしまう恐れもあります。ガムテープは絶対に無理やり剥がそうとしないでください。
ガムテープの粘着剤を取るときにすべきではないことは?
ガムテープを剥がしたら、ベタベタした粘着剤が残った経験を持つ人は多いですよね。ガムテープを無理に剥がすと、粘着剤がしつこく残る恐れがあります。
ガムテープの粘着剤を除去するとき、以下のような方法をとるべきではありません。
- 塗装済の木材に液剤を使用
- ガムテープの上に液剤を塗って剥がす
- そのまま長期間放置
塗装済の木材に液剤を使うと木材に液剤が染み込み、汚れや色むらがでうデメリットが生じます。
また、液剤を使うときは、必ずガムテープのテープ部分を剥がして、粘着剤の部分のみに使用してください。ガムテープの上から液剤を塗っても効果がなく、そのまま剥がすと悪化するかもしれません。
そして、長期間ガムテープを貼りっぱなし、あるいは剥がした後の粘着剤を放置すると、さらに剥がしにくくなるので、できるだけ早く対処することが大切です。
ガムテープの粘着剤をすっきり取る裏ワザ5選
ガムテープの粘着剤を綺麗に取るためには、どのような方法があるのでしょうか。ガムテープの粘着剤が付着している素材別の対処法や裏ワザを紹介しているので、実践してみてください。
1.【ガラスや金属】ライターオイルのつけ置き
ガラスや金属にガムテープの粘着剤が付着している場合は、ライターオイルを使用するのが効果的です。粘着剤にライターオイルをまんべんなく塗り、その上からラップを覆いかぶせて約20〜30分つけ置きします。
こうすることで、ライターオイルが粘着剤に浸透するため、30分後にヘラなどで粘着剤を剥がすと、するっと綺麗に取り除けます。
ライターオイルがないときは、マニキュアを落とす除光液でも代用可能です。
2.【プラスチック】粘着剤に台所用洗剤を塗る
プラスチックにガムテープの粘着剤が残っているときは、台所用液体洗剤を使用するのが効果的です。オレンジオイル配合の洗剤は効果が高いので、ぜひ利用してみましょう。
こちらも金属のときと同じように、洗剤を粘着剤にまんべんなく塗って上からラップを被せます。台所用洗剤を使うときは、約40分置いてください。40分後ラップを剥ぐとき、一緒にするんと取れるほど簡単に綺麗になります。
3.【プラスチック】粘着剤に酢を塗り、ラップで湿布
台所用洗剤のみならず、お酢も非常に効果があります。お酢は酸性で、台所用洗剤よりも強力です。実行するときは、台所用洗剤と同じ段取りで行いましょう。
4.【木材】消しゴムでこすり落とす
木材にガムテープの粘着剤が残っているときは、液剤を使用するのは不向きです。液剤が木材に浸透するため、ほかの方法で対処しましょう。
木材の場合は、消しゴムを使用するのが有効です。なるべく消す力(摩擦力)が強い消しゴムを使いましょう。使い方は、粘着剤の上から消しゴムで擦るだけなので簡単です。
なかなか落ちないときは蒸しタオルで粘着剤をふやかして、消しゴムでこすり落としましょう。
5.ドライヤーの温風を約1分当てて擦り取る
壁紙や床にガムテープを貼ると、粘着剤ではなく、ガムテープそのものを剥がすべきではあません。まずはドライヤーの熱を当ててから、シール剥がしなどを使ってガムテープを剥がしましょう。
特に壁紙は、無理にガムテープを剥がすと、テープだけでなく壁紙まで剥がれてしまいます。壁紙ごと、張り替えなければならない事態を招いてしまいます。壁紙に付着したガムテープは、慎重に除去しましょう。
ガムテープを剥ぐときは慎重に…その後粘着剤の対処を!
ガムテープは粘着力が強く、無理に剥がそうとすると汚くベタベタが残ってしまいますね。今回ご紹介した素材別の対処法を試してみて、ゆっくり丁寧にベタベタを取り除くことが大切です。決してガムテープを無理矢理剥がそうとしないよう気をつけましょう。
壁紙などに付着した場合は特に慎重に、ドライヤーの熱を活用しながら剥がすようにしてくださいね。ちょっとしたコツで簡単に綺麗に取れるはずです。