【grapee】
2024-03-22
卒業、入学シーズンが近付き、子供の行事に大忙しの筆者。
英気を養うためステーキを食べたくなりますが、我が家には元気な3人の子供がいるので、外食はさらに疲れてしまいます…。
「柔らかくてジューシーなお肉を食べたい」と思った時に、友人から「マイタケに漬け込んだら肉が柔らかくなるよ」という情報を入手!
経済的に高価な肉は買えませんが、安い肉がマイタケで柔らかくなったら嬉しいので試してみました。
マイタケで肉を柔らかくする方法
肉の柔らかさを比較するために、同じ容量のステーキ用牛肉を2枚用意しました。
左は『マイタケに数時間ほど漬ける肉』、右は『何もしない肉』と決めて調理をスタート!
まずは、マイタケを粗みじん切りにします。
マイタケに含まれるプロテアーゼというタンパク質分解酵素により、肉が柔らかくなるのだとか。
マイタケを切り終わったら、食品用保存袋に入れ、2倍の分量の水を入れておきます。
筆者はマイタケ100gに対して、水200gを入れました。
保存袋の蓋をしっかり閉じたら、マイタケの成分が水に浸透するように、めん棒を使ってよくなじませます。
我が家は子供たちが、めん棒を転がしてマイタケのエキスを絞り出していました。簡単な作業なので、子供に手伝ってもらうのも楽しいかもしれません。
マイタケが水に馴染んだら、ステーキ肉を保存袋に入れましょう。
マイタケのエキスをステーキ肉に十分なじませたら、冷蔵庫に数時間寝かせます。最低でも1時間は漬け込むとよいのだそうで、筆者は時間があったので5時間ほど漬け込むことにしました。
5時間ほどが経ち、冷蔵庫から取り出してみると…。
見た目の違いは一目瞭然!左の『マイタケに数時間漬けた肉』は色が変わっており、見るからに柔らかそうです。
トングでステーキ肉を持つと、マイタケに漬けた肉は持つだけでほろほろと崩れそうです。
実際焼いてみて、そのままの肉と硬さを比較してみました。
すると、子供たちの手がどんどんマイタケのステーキ肉に伸びています。「柔らかい!」「まったく違う!」と大騒ぎ。
筆者も食べてみましたが、箸で切れるくらいの柔らかさです。余ったマイタケはステーキソースと絡めて利用できるので一石二鳥!
なにかとパワーが必要な4月。マイタケに漬け込んだステーキ肉で乗り切ってみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]