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広報ふくやま2025年6月特集「準備はできている?わが家の災害対策」

掲載日:2025年6月1日更新

 水害が増加する梅雨や台風シーズン前の災害対策は万全ですか。災害はひとごとではありません。いつ起きるか分からない、もしものときに備えましょう。

  • 問い合わせ

    危機管理防災課084-928-1228

  • ID

    365007

温暖化により

集中豪雨の発生数は年間で約2てん2倍に!特に7月は約3てん8倍(1976年と2020年で比較)※気象研究所報道発表(令和4年5月20日)

福山市民の

3日以上の水と食料を準備している人約40%、マイ・タイムラインを作成している人約12%(福山市LINEアンケートより)

自分ごととして考え、
自分や家族に必要な備えをしましょう。

家の中で外の雨を気にしながら非常用バッグ・懐中電灯・靴・土砂崩れやミルクを思い浮かべる家族

マイ・タイムラインを作ろう

 マイ・タイムラインとは、災害時に備えて自分や家族が取るべき行動をあらかじめ決めておく防災行動計画のこと。いざというときに慌てず適切な行動が取れるようになります。

マイ・タイムラインを作る家族

家族で話し合って作ってみよう

スマホやパソコンでも
入力・作成できます

ひろしまマイ・タイムラインはこちら

Step1:自宅の危険度を知ろう!

 ハザードマップやWebサイトで自宅や学校、職場などの災害リスクを調べ、近くの緊急避難場所や経路についても確認しましょう。

「洪水ポータルひろしま」で

調べてみよう

洪水ポータルひろしまのスマートフォン画面【1】地名・場所を検索【2】浸水エリアを確認【3】近くの避難先を表示

\ここをチェック/

ブックマークやアプリを
登録しましょう

Step2:警戒レベルごとに取る行動・役割を決めよう!

防災リーダーが“わが家のリアル”を教えます

 市内に約500人いる「福山防災リーダー」。地域で小学生向けの防災教室を開くなどの活動をしています。

渡辺さんの写真福山防災リーダー
渡辺さん

夫は単身赴任中。10歳の息子とペットの猫と暮らしています

\ここがポイント/

昼間は家族がバラバラ

職場近くの避難先もチェック

 災害は予測不能のため長時間過ごす場所も確認を。まず避難先を決めてから取るべき行動を考えましょう。

渡辺家のマイ・タイムライン

マイ・タイムラインを作って、
冷蔵庫などの見えやすい所に貼っておこう!

マイ・タイムラインはこちら

非常時持ち出し品を準備しよう

\リュックサック1個分の中身がこちら/テーブルの上に広げられた渡辺家のリュックサックの中身の写真

家族構成を考えて必要な分を準備。
ショッピングサイトや100円ショップでそろえることができます。

日頃から❝防災ポーチ❞を常備

 救急セットや食料品、簡易トイレなどを準備し、職場や車にいつも置いています。

防災ポーチの中身

渡辺さんと息子さんの
2人分を日頃から用意!

賞味期限が長めの防災用食品
こどもが食べやすい
おにぎりを準備

※備蓄品は一例であり、特定商品を推奨するものではありません

食べながら備蓄する

 備蓄品は防災用でなく、一般的なレトルト食品や缶詰など。普段の食事で食べたら買い足しています。

レトルト食品や缶詰などの写真

\ここがポイント/

簡易トイレの準備を

 断水や停電になったときに困るのがトイレです。コンパクトな簡易トイレが増えており、ホームセンターなどでも購入できます。

簡易トイレのイラスト

ローリングストックで備蓄

 普段食べている食料品や飲料水を少し多めに常備して、日頃から消費しながら、消費した分を買い足して災害に備える方法です。

ローリングストック法:食べながら買い足す方法【備える→食べる→買い足すの繰り返し】

非常時持ち出し品チェックリストを活用しよう!

非常時持ち出し品チェックリスト

※リストはあくまでも参考です。各家庭で必要なものを準備してください。

非常時持ち出し品チェックリストはこちら

\知ってて良かった/災害対策の気になるQ&A
  • 「垂直避難」と

     洪水の場合は自宅の2階や建物の高層階など、浸水しない高い場所へ「垂直避難」し、土砂災害の場合は緊急避難場所や知人宅など危険がない場所へ「水平避難」しましょう。

    河川や崖の近くで災害リスクが高い人は早めの水平避難を検討しよう
  • 地震や津波も心配。

     食料品や生活用品などの非常時持ち出し品の準備は同じで大丈夫です。ただし風水害と地震・津波とでは、災害リスクや避難先が異なることもあるので確認が必要です。

    津波のイラスト

    \ここをチェック/

    市のホームページ「地震に備えて」

  • 「緊急避難場所」と

     「緊急避難場所」は洪水や土砂災害による危険が迫っているときに、安全確保のために一時的に避難する場所であり、「避難所」は災害により自宅に戻れなくなった人が滞在する所です。緊急避難場所には十分な備蓄がない場合もあるため、日頃からの非常時持ち出し品の備えが重要です。

    避難所にいるひとたちのイラスト
  • 緊急避難場所へ

     長靴ではなく、スニーカーなど脱げにくい靴を履き、両手が使えるよう荷物はリュックサックに入れて背負います。

    ズボンと靴の替えがあると安心!
    • ●ヘルメット
    • ●レインコート
    • ●傘やつえなど

    傘などで足元の安全を確認しながら向かいましょう

    洪水の中で傘でマンホールの穴を察知する男の子
  • 緊急避難場所に行くとき

     飼い主と同行して避難できる緊急避難場所でも、飼い主とは別の場所に預けることになります。ペット用備蓄品も準備しましょう。

    \ケージに慣れさせておこう!/ケージに入っている猫とキャットフードのイラスト
  • 「垂直避難」と

     福山防災リーダーになるためには「福山防災大学~防災士養成講座~」を受講してください。毎年10月に募集します。

枝広市長の今月のひとこと

 5月に開催された世界バラ会議福山大会が、無事に成功を収めたことに心より感謝申し上げます。市民の皆さんのご協力と熱意がこの大きなイベントを支え、福山の魅力を国内外に発信することができました。これからも「ばらのまち福山」として、さらなる発展をめざしてまいります。

さて6月に入り、梅雨が訪れるこの時季は、風水害への備えが特に重要です。今後も発生する可能性がある異常気象がもたらす災害に対し、皆さんが安全に過ごせるよう、本市として万全の対策を講じておりますが、防災においては家庭での対策も重要です。ハザードマップや避難場所の確認、非常時持ち出し品の準備など、日頃からの備えを再確認しておきましょう。

 市民の皆さん一人ひとりが自らの命を守る意識をもち、共に支え合うことで、より安心・安全な都市を築いていきましょう。

枝広市長の写真

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