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【藤江学区】愛着と誇りをもてる まちづくりをめざして 届けたい!マップに込めたみんなの思い

深めよう!協働のまちづくり

愛着と誇りをもてる まちづくりをめざして

 届けたい!マップに込めたみんなの思い 【藤江学区】

  地域マップ「藤江ふるさと探訪」

 

藤江学区は海と山に囲まれ自然豊かで、史跡など多くの文化財産が残る地域です。その魅力を伝るため、今年3月に地域マップ「藤江ふるさと探訪」が完成しました。このマップでは神社や休み堂などの文化財産や歴史散策をしながら楽しめるウォーキングコースなどを紹介しています。

マップの制作が始まったのは約5年前。「藤江をもっと知ってもらいたい」「地域の宝を引き継いでいきたい」という声を受け、まちづくり推進委員会でマップづくり編集委員会を立ちあげました。

写真撮影や石碑の年代特定のために何度も史跡を訪れ、多くの時間と労力を要しました。これらの資料を基に会議を重ね、藤江の魅力がたくさん詰まったマップが出来上がりました。

制作にあたり様々な工夫をしました。一つめは実際に委員が地域を歩き考えた、藤江の魅力が伝わるウォーキングコースを紹介しているところです。今後は住民の皆さんと地域を訪ね歩く講習会の開催や小中学校での郷土学習につなげ、地域への学びを深めていきます。

二つめは近年の防災意識の高まりを受け、地域内の水の流れが分かるような工夫をしている点です。ハザードマップのQRコードを掲載し、「安心・安全」なまちづくりにつながるマップになっています。

まちづくり推進委員会の増田委員長は、「『藤江ふるさと探訪』で地域のことを振り返り、住民の皆さんに藤江の魅力を再認識してもらいたい。先人たちが守ってきた藤江の宝が引き継がれ、地域の活性化につながるきっかけになれば嬉しい」と話します。

藤江学区では、地域の宝を次世代に伝え、地域への愛着を育もうと前向きな取り組みが進んでいます。

 歴史散策の様子

子どもたちと共に 大きく育て ばら花壇 【本郷学区】

 

整備した花壇で成長するばら             花壇整備の様子

 みんなで植栽

 

ばらの季節には、本郷小学校校門前にある「ばら花壇」に色とりどりのばらが咲き、登下校中の子どもたちや地域の人を楽しませてくれています。このばら花壇は昨年新しく整備されました。

整備のきっかけとなったのは、2018年の西日本豪雨。本郷川河川敷にあったばら花壇が水没し、地域住民が愛情をもって育ててきた約150本のばらのほとんどが枯れてしまいました。

悲しい出来事でしたが、「ばらを通じて育まれる『思いやり・優しさ・助け合い』の心であるローズマインドを引き継いでいきたい」という地域の思いから、新たなばら花壇の整備を計画しました。

移設先は、より多くの人に愛される花壇になってほしいという思いから、小学校と公民館に隣接する場所に決定しました。地域住民で協力し、土地の整備からスタートしました。整備中には子どもたちが「おじちゃん、何つくっとるん?」と声を掛けてくれることも。植栽には小学校の子どもたちも参加しながら世代を越えたつながりも生まれ、新たなばら花壇が完成しました。

花壇の手入れをする中で、住民同士が「これはこうするんよ」「肥料はこれがええ」などと声を掛け合う姿が見られ、ばらを見守る楽しみが増えただけでなく、あたたかな交流も生まれています。

まちづくり推進委員会の横山委員長は、「小さな花壇だけれど、子どもたちの成長とともに、ばらも大きく育つよう地域で大切にしていきたい。今後は、より多くの人に愛着をもってもらえるように情報発信をしていきたい」と話してくれました。

本郷学区では、日に日に大きく成長するばらとともに、笑顔とローズマインドがあふれるまちづくりが進んでいます。

  整備前の様子

 花壇完成

地域を振り返り大切にしたい、守っていきたいことを見つけることからまちづくりは始まります。藤江学区と本郷学区では地域の宝を守っていきたいという前向きな思いがカタチとなり、活力と愛着を育むまちづくりに繋がっています。みんなで地域を振り返り大切な宝を見つけてみませんか?

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協働のまちづくり課
Tel:084-928-1051

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