企画展「布裂」つないで受け継ぐ絲と布
2026年6月1日更新
企画展「布裂」つないで受け継ぐ絲と布
企画展「布裂 ぬのきれ―つないで受け継ぐ絲と布」
自分の家で糸を紡ぎ、布を織っていた時代、糸の原料の準備から始まり、布に織り上げるまでには大変な手間と労力がかかりました。布は貴重な財産とされ、一片たりとも無駄にしないよう最大限に利用されました。
特に蒲団などの夜具は布と綿を大量に必要とするため贅沢品とされ、大切に使われました。
写真は明治から昭和の初めにかけ、修繕され伝えられた掛蒲団の裏側です。表面の花唐草文様の型染の布を補うため、裏側から擦り切れたところに大小様々な藍の無地、縞、絣などの当て布が何重にも縫い綴られています。
幾度も再生し伝えられた絲と布から、布を最後まで十分に生かしきる知恵と技術、新古の布の色合いの美しさや力強さを感じ取れます。

(同展は7月20日(月曜日)まで開催しています)
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