世羅高校、全国高校駅伝で男女アベック優勝
同じ備後圏域にある高校の躍進に、胸が熱くなります
コロナ禍で地域に重苦しい空気があるなかでの、快挙に、感謝です
おめでとう世羅高おめでとう
世羅アベックV「町民に恩返し」新宅監督 高校駅伝
1位でゴールする世羅・塩出(撮影・前田充)
<全国高校駅伝・男子>◇20日◇京都市・たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着◇7区間(42・195キロ) 世羅(広島)が5年ぶり10度目の日本一を達成し、同時に男女アベック優勝の快挙を成し遂げた。 アンカーの塩出翔太(2年)が競り勝った。3区でトップに立つと、そのまま首位をキープ。塩出は第6中継所で2位の仙台育英と31秒差でたすきを受け取った。2・5キロ地点で19秒差。さらに、3・3キロ付近では14秒差まで詰め寄られたものの、自分のペースを乱すことなく、力強い走りをみせ、優勝へ導いた。 5年前に優勝した当時は小6。家族で観戦に来ていたという塩出は「監督を胴上げしているところを見て、すてきだなと思った。世羅に入って優勝したいと思っていた」と、自らの足で夢を実現させた。新宅昭二監督は「選手が思っている以上にがんばってくれた。常日頃ご支援いただいている世羅の町民に、恩返しができた」と喜んだ。