【中国新聞】
2022/10/29
福山商工会議所の新たな会頭に、副会頭を務める福山通運(広島県福山市東深津町)の小丸成洋社長(72)が就任する見通しとなったことが28日、関係者への取材で分かった。5期約13年半務めた林克士会頭(80)=トモテツグループ代表=は、任期が終わる今月末で退任する。
11月1日の臨時議員総会で新たな役員が正式に決まる。今後は、老朽化が進む商議所ビル(同市西町)の再生などが課題となる。
小丸氏は1997年に福山通運の社長に就き、全日本トラック協会の副会長なども務める。NHKの経営委員長も経て、2019年11月に副会頭に就任した。同社は今年築城400年を迎えた福山城の記念事業で、博物館のリニューアルに5億円を寄付するなど、地域貢献に取り組んでいる。
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