甲冑姿で全国各地のお城をめぐる全盲の男性がいます。15日、広島県に入り、築城400年を迎えた福山城を訪れました。

横浜市に住む西郷光太郎さんです。

ガイドヘルパー
「古そうな感じですね」

西郷光太郎さん
「でも木がそんなにざらついていない」

現在、46歳の西郷さん…。ITエンジニアでしたが、2011年に病気の症状が悪化して失明しました。

引きこもっていた時期もあったといいますが、全国の視覚障がい者を勇気づけたいと城好きが後押しとなり、200か所のお城めぐりを決意したということです。

去年4月から挑戦しましたが、コロナ禍で一時中断…。ことし8月から再開し、福山城が31か所目です。

西郷さんは甲冑姿のまま、福山城天守に入り、博物館を見学しました。

ガイドヘルパー
「歴代藩主の写真とか貼ってありますね。あとは城の説明文ですね」

多くの城は階段が多いなど、視覚障がい者にとって見学しにくい施設だということですが、リニューアルしたばかりの福山城は、改善点はあるものの、今までまわった城の中でトップクラスの設備だと話していました。

西郷光太郎さん
「(階段は)急こう配に感じなかった。手すりにちゃんと点字で細かく書いてあって、あれは評価すべきだと思います」

15日、西郷さんは三原城も訪問…。17日は広島城を訪れる予定です。