【中国新聞】
2023/03/21
スケートボード初級者向けの新エリアが21日、広島県福山市千代田町の芦田川かわまち広場に完成した。記念イベントとしてプロスケートボーダーの山本勇さん(19)が華麗な技を披露した。
新エリアは既存のスケートボードパークに隣接する約千平方メートル。平地の部分を広く取り、4基の障害物は高さ60センチ以下の直線状にして難易度を下げた。山本さんは、横に立てたボードを2回転させながら体をひねる「イサムフリップ」などの技を披露。「初心者でも滑りやすい」と評価した。
市が約3200万円かけて整備。記念式典では新エリアをフリースタイルゾーン、既存エリアをローズバンクゾーンとする名称が発表された。一般利用も始まり、同市山手町の山手小4年松岡史晴さん(10)は「路面がつるつるしていて滑りやすい」と喜んでいた。
両エリアとも利用無料。初回の利用時にエフピコアリーナふくやまで登録が必要になる。
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