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【NHK】浅間山 噴火警戒レベル「1」から「2」に引き上げ 気象庁/2023年3月23日

【NHK】

2023年3月23日

群馬と長野の県境にある浅間山では、山の膨張を示すと考えられる変化が確認され、火山性地震も増えるなど、火山活動が高まっています。気象庁は、小規模な噴火が今後、発生するおそれがあるとして、23日午後、火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルを「2」に引き上げ、火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、浅間山では今月15日から山の膨張を示すと考えられる、わずかな傾斜変動が確認されているほか、21日からは山頂直下の浅いところを震源とする火山性地震も増加しています。

地震の回数は先月以降、一日当たりおおむね20回以下で推移していましたが、
▽21日は39回
▽22日は60回
▽23日は午後3時までの速報値で57回と増えているということです。

このため気象庁は、浅間山では火山活動が高まっていて、今後、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、23日午後3時半、火口周辺警報を発表して噴火警戒レベルを「1」から「火口周辺規制」を示す「2」に引き上げました。

そのうえで、火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。

浅間山はこれまでも噴火を繰り返していて、2019年8月に小規模な噴火が発生しています。

おととし3月、地震の増加などから噴火警戒レベルが「2」に引き上げられ、8月6日に「1」に引き下げられていました。

ふもとの自治体の対応

浅間山のふもとの群馬県嬬恋村や長野県小諸市によりますと、火口から2キロの範囲内には住宅はありません。

小諸市は、火口に近い登山道を閉鎖し、「賽の河原分岐点」までとするため看板を設置していました。

嬬恋村では防災行政無線で噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたことを住民に伝えているということです。


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