2023年8月1日更新
ばらと福山 世界へ「平和」を発信
歴史 ばらのまち福山のはじまり
戦後間もない1950年代半ば,住民から「花を植えよう。荒廃したまちに潤いを与え,人々の心に和らぎを取り戻そう。」という声が起こり,現在のばら公園に約1,000本のばら苗が植えられました。この活動は多くの共感を生み,市内の至る所に小さなばら花壇が作られ,ばらを通じたまちづくりが始まりました。
現在 G7広島サミット
今年5月のG7広島サミットでは,福山のばらの歴史を紹介するパネル展示や国際メディアセンターへのフラワーウォールの設置,首脳会談会場へのばらの提供などを通じ,福山のローズマインド「思いやり・優しさ・助け合いの心」と平和への想いを発信しました。
未来 そして…世界バラ会議福山大会
市民と行政の協働によるばらのまちづくりや,「ローズマインド」を大切に育んできた取り組みが世界から評価され,世界バラ会議福山大会の開催が決定しました。2025年は世界中から訪れる参加者に,福山市民がばらに込めた思いを伝えていきます。
今月の1枚
アンネのばら(Souvenir d’Anne Frank) (提供:ホロコースト記念館)
アンネ・フランクさんをしのび,ベルギーのばら育種家・デルフォルヘさんから父のオットーさんに贈られたばら。平和を願うシンボルとして,福山から日本各地に広がっています。開花が進むにつれ,赤・黄・ピンクに色づきます。
今月のみんなで創ろう!のコーナー
市民・企業提案型事業を募集中
「ばらのまち福山」を盛り上げる提案(新商品開発やイベント実施など)を応援します。2025年の大会開催に向け,市民・企業の皆さんのアイデアやノウハウで,一緒に「ばらのまち福山」に新たな価値を生み出しませんか。申込は10月31日(火曜日)まで,事前相談は8月31日(木曜日)まで受付中。
ばらの新商品開発の参考に!
ばらのせん定枝など廃棄される資源から新たな価値づくりに取り組む(株)Rinnovationの製品を紹介します。
時:8月17日(木曜日)~9月8日(金曜日)
場所:市役所本庁舎1階市民ホール
大会ロゴフラッグや世界バラ会連合旗を設置しました
JR福山駅から中央公園までのローズロードに,大会ロゴフラッグを設置しました。また次期開催地として,市役所本庁舎では世界バラ会連合旗や福山大会ロゴフラッグ,看板により大会をPRしています。
このページに関するお問い合わせ先
世界バラ会議推進室
電話:084-928-1210