昨日は、午前中地元の企業、常石造船の工場を見学させていただきました。
3年前から工場のスペースが不足し、事業に支障が生じつつあったことから、埋め立て申請を行い、敷地の拡張計画を検討していました。
但し、環境に対する影響や、今後の海運市況の動向、また広島県や福山市の産業振興策との整合性等、検討に必要な事項が多くあったため、時間をかけて進めておられました。
全ての条件が整い、工事が順調に進められており、微力ながらお手伝いをさせていただいたこともあって、感慨深いものがありました。
フィリピンや中国にも工場を持つ常石造船ですが、海外での事業が拡大する中にあって、本社の工場の拠点性を高めるための取り組みを進められており、人工知能を導入した生産ライン等、積極的な設備投資を実施されている様子が理解できました。
造船業は、世界的な競争が激しく、為替リスク等変動要因が多い状況ですが、地元の雇用を守る意気込みを強く実感しました。
ツネイシホールディングス株式会社