【TSS】
2024/12/30
国土交通省福山河川国道事務所は、広島県東部の水源となる、芦田川水系2つのダムの貯水量減少に歯止めがかからないことから、あす31日午前9時から、農業用水、工業用水共に20%の取水制限を行うと発表しました。
国交省福山河川国道事務所によりますと、芦田川流域の水源となる三川ダムと八田原ダムの30日午前9時の貯水量は、あわせて1491万立方メートル、貯水率は42.5%(八田原ダム:32.3% 三川ダム:61.4%)で、過去10年の平均貯水量(2969万立方メートル)の、ほぼ半分となっています。(八田原ダム:32.3% 三川ダム:61.4%)
芦田川流域では、12月の雨量が平年の82%となる42ミリで、8月以降の雨量が少ないということです。
福山河川国道事務所は、あすの「第一次取水制限」に伴い、31日午前9時に「渇水対策支部」を設置し、今後に備えるとともに、利用者には節水への協力を呼び掛けています。