【saita】
2024.07.25
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。衣類を洗浄する洗濯機は、毎日使う家電だからこそお手入れが必要。掃除をサボると、洗濯物がかえって汚れる場合があります。ここでは、うっかり掃除を忘れやすい「洗濯機の掃除スポット」についてご紹介します。
1.タンク周辺
洗濯機の洗剤タンクは掃除しても、その周辺のお手入れをし忘れていませんか? タンク取り付け部やパッキンなどのタンクまわりには、洗剤残りが封着している場合があります。
洗剤の種類によっては、放置された洗剤残りが原因で色移りすることも……。パッキンが傷むと液もれにもつながりますので、定期的なお手入れとメンテナンスは欠かさず行いましょう。
ちなみに、タンクまわりは湿らせた布で拭き取れば汚れは簡単に落とせます。
2.本体
洗濯槽だけでなく、本体のお手入れも必要です。
洗濯物を取り出したときにつく水滴や、洗剤・柔軟剤が付着した場合は、すぐにやわらかい布で拭き取りましょう。拭かずにそのまま放置すると、本体のサビや劣化につながります。
洗濯機のふたがガラス製の場合でも、ガラスクリーナーの使用はNG。サビや破損の原因となる可能性がありますので、薬剤は使わずにやわらかい布でお手入れしましょう。
3.洗濯パン
洗濯機の下にある受け皿の「洗濯パン」。ふだんは洗濯機で見えない部分ですが、ホコリや髪の毛がごっそりと溜まっています。湿気もこもりやすいため、カビも生えやすいです。
洗濯パンが汚れていると悪臭の原因になる場合も……。清潔に保つためにも、定期的なお手入れが必要です。
洗濯機はどかさなくても、履かなくなったストッキングやタイツを針金ハンガーなどの長い棒状のものにかぶせればOK。すき間に滑らせるだけでホコリがごっそり取れます。
1ヵ月に1回お手入れを
今回ご紹介した、”忘れがちな”洗濯機の掃除スポットは「1ヵ月に1回」のお手入れが理想です。
掃除する日を決めて習慣にするのもおすすめ。洗濯機を清潔に保つためにも、定期的な掃除を意識しましょう。
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著者
三木ちな
クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。