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広報ふくやま2025年1月特集「枝広市長新春インタビュー」

 2025年の年頭にあたり、枝広市長に昨年の振り返りと今後の取り組みについて聞きました。インタビュアーは広報テレビ番組「ピース!ピース!ふくやま」リポーター 中国放送 中根夕希アナウンサーです。

  • ID

    352862

1月5日(日曜日)放送

  • 地域の拠点づくり

    • 中根

      枝広市長、明けましておめでとうございます。

    • 市長

      明けましておめでとうございます。

    • 中根

      ここは木をふんだんに使ったすてきな交流館ですね。

    • 市長

      そうですね。地域の皆さんの木に対する思いが強く、県産材をふんだんに使っています。このような交流館がこれからは地域活動の拠点になっていきます。

      それだけではなく、地域の魅力を引き出して、地域の活動を活発にし、そこに外から人が集まってくる、そのような地域づくり、地域のにぎわい再生に取り組もうとしています。南部・北部・西部・東部それぞれに地域の特色を凝らした拠点づくりを進めていきます。

  • 都市魅力の創造

    • 中根

      また、福山市には文化資源や魅力的な企業が多くありますよね。

    • 市長

      よくご存じですね。そのとおりです。昨年の11月に国宝化をめざす取り組みをスタートさせて、国宝指定期成同盟会を結成しました。福山城には伏見櫓(ふしみやぐら)と筋鉄御門(すじがねごもん)、新市には吉備津神社の本殿、そして鞆には沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)の能舞台があります。この4つの貴重な文化財を国宝にすることをめざしています。伏見櫓が国宝になれば、櫓としては全国初になります。鞆の能舞台は大変ユニークで全国唯一の移動式能舞台として、古い様式を残しています。

    • 中根

      全国でここにしかないとなると、とても貴重ですよね。

  • 社会や人にやさしいグリーンな企業

    • 市長

      特徴ある企業をもっともっと全国に発信する、あるいは若い人にも知ってもらう、そのような取り組みがグリーンな企業プラットフォームです。

      実は福山には、優れた環境技術を使って脱炭素社会に貢献をしている企業がたくさんあります。それから高齢者、障がい者、女性の雇用にとっても温かい企業や、共働き・共育てを推進している企業も多くあります。それらの魅力を若い人たちにしっかりと届けることができれば、若い人がどんどん福山に就職してくれます。そのようなグリーンな企業プラットフォームの取り組みを生かして、まちのにぎわいづくりに結びつけていきます。

インタビューの様子

2025年のまちづくり

世界バラ会議福山大会の開催

 多くの人が準備と盛り上げに携わった世界バラ会議が、いよいよ今年5月に開催。開催までさまざまなイベントでさらに盛り上げ、福山のばらのまちづくりを世界に発信します。

「Rose Expo」のエントランスイメージ

大会と同時開催のばらの祭典
「Rose Expo」エントランスイメージ

地域の拠点づくり

 地域のにぎわい再生に取り組みます。南部・北部・西部・東部それぞれに地域の特色を凝らした拠点づくりを進めていきます。

1月12日(日曜日)放送

  • 世界バラ会議福山大会の開催

    • 中根

      今年はいよいよ世界バラ会議福山大会が開催されますね。

    • 市長

      とうとうあと5カ月に迫ってきました。これまで何年もかけて、私たちにとって初めての本格的な国際会議に向けて準備を続けてきました。これまでの取り組みを通じて、市民の皆さんのばらに対する見方も変わってきたように思います。自分たちのばらのまちづくりは世界の人たちから本当に評価してもらえるんだ、そういった自信に変わってきたような気がします。

      昨年はばら公園をリニューアルオープンしました。それから大会の参加受け付けも開始しました。おかげさまで順調に参加登録が集まってきています。

      これから5カ月間、最終的な準備を行って、世界中から多くのお客様をお迎えする大会を成功させたいと思います。

    ばら公園の様子

    ばら公園

  • 子育て支援

    • 中根

      ネウボラに力を入れていると思いますが、今年は新しいことがありますか。

    • 市長

      昨年、国の子育て施策が大きく変わり、子どものイメージを広げて、学生・若者まで広く社会が見守っていく方針になりました。福山ネウボラも併せて拡充をして「ネウボラセンター」をつくりたいと思っています。親子連れや若者が相談に来やすい駅周辺で、センターを設置したいと考えています。

      子育て施策というと「(仮称)子ども未来館」です。エフピコアリーナに隣接した昔の体育館があった場所に、(仮称)まちづくり支援拠点施設ができます。併せて老人大学もでき、そこに(仮称)子ども未来館も設置します。教育、スポーツ、そして若者から高齢者までの機能がそこに集積をする、素晴らしいエリアがこれから出来上がろうとしています。

    (仮称)子ども未来館のイメージ画像

    (仮称)子ども未来館のイメージ

  • 皆さんへのメッセージ

    • 市長

      昨年は市民の多くの方から、生の声を聞かせていただく機会に恵まれた年でした。その中で、大勢の方から「福山をさらに発展させてほしい」「地域を元気にしてほしい」という声をたくさんいただきました。その期待にしっかりと応えていかなくてはならないと思っています。

      これからもスピード感を大切にしながら、そして大勢の皆さんと連携・協力し合いながら、市政運営に取り組んでいきます。

      市民に寄り添う、市民を大切にする、市民と共にある、そのような福山市政を実現するために取り組んでいきたいと思います。

インタビュー全文はこちら

 

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