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鞆の浦歴史民俗資料館&広島県立歴史博物館のコラボレーションです。

2021.11.19

福山市鞆の浦歴史民俗資料館-FB

広島県立歴史博物館-HP

広島県立歴史博物館とコラボ事業行っています。
広島県立歴史博物館で開催中の企画展と当館開催中の特別展の両方を観覧された方に、過去に開催した特別展の図録等をプレゼントします。
観覧2館目の窓口で1館目の入館券の半券をご提示ください。
期間は11月23日(火・祝)まで※月曜日休館


10月15日から資料館で開催中の特別展「鞆鍛冶~船釘・錨(いかり)の日本一~」。
鞆鍛冶の歴史を物語る「錨」「船釘」そして、福山城天守の北側を守った鉄板の謎に迫る展示、鞆鍛冶の貴重な伝統と文化を伝える展覧会をぜひご覧ください。
鞆の魅力が満載です!


鞆鍛冶の歴史語る刀剣寄贈 600年前に制作か 広島・福山の資料館

【朝日新聞】 佐藤英法

寄贈された脇指について説明する石岡清秀さん=2021年9月15日午前10時11分、
広島県福山市鞆町後地の福山市鞆の浦歴史民俗資料館、佐藤英法撮影福山市鞆(とも)の浦歴史民俗資料館(広島県福山市鞆町後地)は、約600年前の室町時代の鞆地域で作られたとみられる刀剣(脇指〈わきざし〉)の寄贈を受け、15日に報道関係者向けに公開した。銘に「鞆津」と刻まれている。「津」とは港のことで、資料館は「鞆津という地名の銘を刻んだのは初めて目にする。港町で培われた鞆鍛冶(ともかじ)の歴史を知るうえで極めて貴重」としている。資料館によると、鞆は古くから港町として栄え、近世、近代には、いかりや船釘の生産地だったことで知られる。しかし、中世の刀鍛冶については、刀剣数点が紹介されているのにとどまるという。寄贈された脇指は長さ39・8センチ、反り0・9センチ。銘は「備後鞆津薮下 アサ三(ぞう)」。広島県銃砲刀剣類登録審査委員の石岡清秀さん(67)によると、薮下とは刀工集団がいた場所を示し、アサ三は刀工の名前とみられる。「制作は室町時代で、約600年前とみることができる。地鉄(じがね)も非常にすばらしい。備後刀の特徴がよく表れている」と評した。資料館が、鞆鍛冶をテーマにした特別展に向けて、刀剣類の情報を集めたところ、この脇指を所有していた福山市の森岡正男さん(85)が寄贈したいと申し出た。森岡さんは古武道と刀剣収集が趣味で、「長年、地元ゆかりの刀剣ということで、よくわからずに所蔵していた。鞆の歴史の解明に役立ってもらおうと、寄付することにした」とのコメントを寄せた。

資料館の檀上浩二学芸員は「脇指は元の鞘に収まるように、鞆に里帰り(寄付)していただいた」と話す。脇指は10月15日から資料館で開催予定の特別展「鞆鍛冶~船釘・錨(いかり)の日本一~」で展示される。【朝日新聞】(佐藤英法)


 

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