福山市の映像クリエーター楠健太郎さん。
楠さんはコロナ禍で奮闘する一次産業の県内生産者を映像で記録する活動をされつつ、世界中を駆け巡り活躍されています。
今回は、その作品の一部を掲載しました。
わたしの地元の内海町 田島で漁業を営む兼田寿敏さん、「UTSUMI FISHERMANS Fest 2019」、鞆の浦、田尻町でイタリア野菜を育てる田中陽三郎さん、福山市中心部の伏見町、瀬戸内デニム、神石高原町で酪農を営む相馬行胤さん、加茂町で農業を営む岡本啓二さん、三原市久井町でハーブ農家を営む梶谷譲さん、「FUKUYAMA BRAND」、です。
その他多くの作品が「LIFECT(ライフェクト)-YouTube-channel」へ掲載されています。
お時間の許す限り、“KUSUNOKI world”をご堪能ください。(N) 2022.4.8
【朝日新聞】
地方文化を映像で 国際観光映画祭2位 福山・楠さん
(記者:佐藤英法)
2020年12月1日 9時30分(過去配信記事)
広島県福山市引野町に住む映像クリエーター楠健太郎さん(39)の2作品が10月、ポルトガル国際観光映画祭の二つの部門でそれぞれ2位になった。楠さんはコロナ禍で奮闘する一次産業の県内生産者を映像で記録する活動もしている。
楠さんは北九州市に生まれ、福山で育った。高校卒業後に職を転々とし、「周囲の人が就いていない職業に」と20代半ばで映像制作会社に入った。結婚式場の撮影や管理職などを10年ほど経験し、2014年に独立。これまでに鞆の浦の映像で、日本で開かれた観光映像の国際映画祭の受賞歴もある。
コロナ禍で一次産業の生産者の販路が細り、苦悩していると知り、そうした姿を消費者に伝えようと動き出している。神石高原町の酪農家や三原市のハーブ農家、福山市のニンニク農家、同市内海町でカキを養殖する人たちを、手弁当で撮影し、「THE ROOTS」と題してYouTubeに公開している。
楠さんは「生き物への思いが強く、熱量がすごい」と話す。今後は県外や海外の生産者にも広げ、撮影した映像は生産者にもSNSなどで無償で活用してもらいたいという。(記者:佐藤英法)
動画は以下の画像をクリックすると閲覧できます。(YouTube)