進化発展していくウェアラブルデバイスは、身近で実用的なモニターレス時代を迎え、アミューズメントだけでなく様々な日常の中で活躍する時代がもうそこまで来ているように思います。
2022.05.06 FRIDAY
【ナゾロジー】
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)が発展するにつれ、それらの技術が枠を越えたり、複合されたりすることが多くなりました。
そのため近年では、これらをまとめてXR(クロスリアリティ)と称しています。
そして最近、アメリカのサンフランシスコを拠点とする製品会社「VITURE」は、ファッショナブルなXRメガネ「VITURE One」を開発しました。
一見、おしゃれなサングラスですが、自分だけが見える仮想画面を作り出せます。
どこでもどんな体勢でも、映画やゲームをスマートに楽しめるでしょう。
現在、VITURE Oneはクラウドファンディングサービス「Kickstarter」にて支援募集中です。
目次
バーチャルをオシャレに楽しむ「XRメガネ」
新しく開発されたXRメガネ「VITURE One」は、装着者だけに仮想画面を映し出します。
VRゴーグルが仮想空間を視野全体に広げるのに対し、このXRメガネは目の前に仮想の大型モニターを作り出すのです。
つまりXRメガネをかけるだけで、いつでもどこでも大画面モニターで映画やゲームを楽しめるというわけです。
デバイスにダウンロードしたゲームをプレイするだけでなく、自宅にあるゲーム機(PS5など)とオンラインで繋がることも可能。
コントローラーを持っているだけで、どこでもハイクオリティなゲームが楽します。
XRメガネのテンプル(耳にかけるフレーム部分)には、指向性のスピーカーが内蔵されているため、メガネ本体だけでも音を楽しめます。
もちろん、ノイズキャンセリング・イヤホンを接続して、地下鉄など騒音の大きな環境にも対応できます。
またリラックスした姿勢を保てる点は、XRメガネの大きなメリットだと言えるでしょう。
前かがみによる悪影響(ストレートネック)などを気にせず、快適な姿勢で楽しめます。
さらにXRメガネのレンズには特殊なコーティングが施されており、装着者以外は何を見ているのか分かりません。
勉強や仕事に集中しているルームメイトの注意をそらすことなく、自分だけで存分に楽しめるのです。
このXRメガネは技術的に新しいものではありませんが、VITURE社は、「ファッショナブルである」という点を重視しました。
洗練されたデザインが採用されているため、街中でも違和感なく装着できます。
現在、XRメガネ「VITURE One」はクラウドファンディングサービス「Kickstarter」にて支援募集中です。
どこでもスタイリッシュに映画やゲームを楽しみたい方は、チェックしてみてくださいね。
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