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広報ふくやま2022年6月特集1「大雨や台風に備えて」

2022年6月1日更新

特集1我が家は大丈夫だと思っていませんか?

大雨や台風に備えて!

昨年発令された避難情報の回数

  •  6月は広い範囲で梅雨入りし、雨が降ることが多くなる時季です。近年、大雨による災害が長期化・甚大化するケースが増えています。市は昨年度に計6回の避難情報を発令しました。

    いざというときのために、避難ができる準備は万全ですか? 日頃から準備をしておきましょう。

    近年の発令回数 2018年5回(平成30年7月豪雨) 2019年2回 2020年3回 2021年6回(年々増加傾向に!)
  • ハザードマップを確認しましょう

    自宅や自宅周辺、勤務地、通学路などの区域に、災害発生の恐れがあるのかを確認しておきましょう。
    市のホームページからダウンロードできます。

    ダウンロードはこちら

    • 問い合わせ
      危機管理防災課 (084-928-1228)
    • ID
      261690
    福山市洪水ハザードマップの画像紙版は市役所本庁舎、各支所・公民館などに設置しています。

ハザードマップを活用して今すぐやるべき3つのコト

  • 警戒レベルに沿って
    適切な避難行動を確認

    警戒レベル 避難情報等
    5 緊急安全確保 危険な状況です
    警戒レベル4までに必ず避難! 4 避難指示 危険な場所から必ず全員避難
    3 高齢者等避難 避難に時間がかかる高齢者や障がいのある人は危険な場所から避難

    ※警戒レベルは1から5段階まであります

  • マイタイムラインを
    家族で作ろう

     日頃から家族で災害時の行動を整理して防災プランを作りましょう。落ち着いて自分の身を守る行動ができます。

    • 備蓄品の準備
    • 避難のタイミング
    • 連絡先
    • 緊急避難場所までの経路
    • 近隣の緊急避難場所
    • 自宅の危険度

      など

    防災プラン作成中の家族イメージ

  • 非常時持ち出し品を準備
    1週間分の家庭備蓄を

     家族構成を考えて必要な分を用意し、避難時にすぐ取り出せるようにしましょう。

    • 食料品

      飲料水

      1人1日2リットルが目安

      飲料水の画像

    • 粉ミルク・哺乳瓶

      赤ちゃんがいる家庭は用意

      粉ミルク・哺乳瓶の画像

    • 食品

      レトルト食品・缶詰・ビスケット・チョコレートなど

      食品の画像

    • 医療・衛生用品

      医療品

      消毒薬・ばんそうこう・包帯・持病の薬など

      医療品の画像

    • 生活用品

      毛布・タオル

      寝袋や体温を逃さないサバイバルシートなど

      毛布・タオルの画像

    • マッチ・ライター・ろうそく・万能ナイフ

      取り扱いに注意して保管

      マッチ・ライター・ろうそく・万能ナイフの画像

    • 乾電池・充電器

      ラジオや懐中電灯に使用するため少し多めに
      ※携帯電話の充電器も

      乾電池・充電器の画像

    • 感染症対策用品

      マスク・体温計・手指消毒薬

      新型コロナウイルス感染症を防ぐため

      マスク・体温計・手指消毒薬の画像

    • 衣料品

      衣類・運動靴

      雨具・下着・ジャンパーなど

      衣類・運動靴の画像

    • 貴重品

      現金・預金通帳・保険証

      現金(小銭も)・印鑑・身分証・スマホなど

      現金・預金通帳・保険証の画像

    • 避難・救助用具

      ヘルメット・防災頭巾・作業用綿手袋

      頭の保護・がれきの撤去や救助ができる手袋を用意

      ヘルメット・防災頭巾・作業用綿手袋の画像

    • 懐中電灯

      夜間、すぐに手が届く所に

      ラジオ

      AMとFMの両方が聴けるもの

      一体型のものが便利

    • ペット用具

      ケージ・エサ

      ペットを連れている場合は用意

      ペット・ケージ・エサの画像

    ROLLING STOCKローリングストック法で
    食品の賞味期限切れを防ぐ

    日常生活の中で食材などを多めに常備し、使いながら使った分を買い足して災害時に備える備蓄方法です。

    ローリングストックのイメージ

過去に大きな浸水被害などがあった山手町の体験から学ぶ災害の怖さと備えの大切さ

  • 平成30年7月豪雨の状況は?

     山手地域の広い範囲が床上浸水しました。
    だんだん水位が高くなっていき、深い所ではおとなの胸の辺りまで水に浸かりました。水の中は思うように動けず、行き来するのが大変。夕方から浸水が始まり、深夜には多くの人が避難していましたが、緊急避難場所として開設された公民館は浸水の危険があり、急きょ小学校も緊急避難場所になりました。

  • 被災経験から感じる防災とは?

     平成28年と30年の浸水被害によって地域の人の意識は大きく変わりました。
    協議会では行政と一緒に防災避難計画を作成し、全戸に配布。作成した避難計画に基づいた避難訓練も実施しています。
    災害時は気が動転するし、家族を連れて避難するのは簡単なことではないです。想定していた避難経路が通れない可能性もあります。だから事前に避難経路を複数決めたり、持って行くものを準備したりしておくことが大切です。

  • 町内会など地域での取り組みが大切!山手学区自主防災協議会
    会長 杉原 均さん

枝広市長の今月のひとこと

 本市の感染者は依然として多く確認されています。市民の皆さんにご協力いただいている基本的な感染防止対策を、引き続き心掛けていただきたいと思います。今月からは60歳以上の人などを対象に、4回目のワクチン接種を開始します。また3回目のワクチン接種も引き続き実施しています。予約不要でいつでもワクチンを受けることができる枠も設けていますので、活用していただきたいと思います。

市内で甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨災害から4年が経ちます。本市では抜本的な浸水対策やため池の安全対策の強化などに取り組んでいます。災害はいつ起こるか分かりません。いざというとき、自分や大切な人の命を守るためにも、市民の皆さん一人ひとりが事前に災害時の備えをしていただくことが大切です。これを機に、一度家族で考え、準備をしておきましょう。

枝広市長の画像

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